お茶の活動
「茶じいじのひとり言」~記録~
こんばんは。
師走になっても呑気なペースを崩さない茶じいじです。
走るどころか立ち止まり茶を一杯、気が付けば大晦日です。
♪もういくつねると お正月~なんて歌えません。
もう何時間かでお正月です。
新年を迎える前に今年をちょっと振り返ってみる。
5月に新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、
ポストコロナとなった2023年は屋外イベントも再開され、
活気が戻ってきた年であったと思う。
1956年の開設以来最も早い初取引を
4月13日に開催した静岡茶市場へも、
これまでのように気にせず足を運ぶことが出来た。
ただ、夏の猛暑には閉口した。
NASAが1880年の統計開始以来、
夏季として過去最高の平均気温を記録したと発表したのも納得である。
記録的な上昇は気温だけではない。
食品や飲料の価格も記録的な値上げラッシュの年だった。
茶業界にも勿論大きな影響があった。
生産現場では肥料や燃料のコスト増、
販売現場では包装資材・物流費等の上昇である。
高齢化、天候不良、茶価低迷等で離農者が多く、
摘採茶園面積が減っている静岡では
今年の一番茶生産量は約9,000トンと
1万トンを割り込み過去最低を記録した。
一方で、11月の日本茶AWARD2023 TOKYO TEA PARTY は多くの来場者があり、
日本茶への関心の高さをうかがわせた。
今月9日、国立競技場にて行われた「天皇杯全日本サッカー選手権大会」の
公式入場者数は62,837名で、
天皇杯決勝における最多入場者数を記録。
会場にいた儂はハーフタイムに試合以外の事をなぜか計算していた。
ここの来場者が1週間に1回、
1リットルにたいして10グラムの茶で水出し茶を作り
飲用してくれたら・・・・・・。
1か月に62,837x10gx4週=2,513,480グラム・・・
キロに換算すると約2,513キロ、つまり2.5トン消費されるのか・・・
2か月なら5トン。
まだまだ日本茶インストラクターの活動する余地はありそうじゃ。
劇的なPK戦の末、川崎フロンターレが優勝した。
普段飲まない儂だが武蔵小杉のガード下にある居酒屋で
ささやかな祝勝会を仲間たちとハイボール片手におこなった。
そこは緑茶ハイでないのかと頭の片隅で思いながら。
6月からはじまった茶じいじのひとり言。
毎月一回、儂のたわ言をご一読いただき、感謝いたします。
皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。
特記
今日は大晦日。年越しそばじゃ。
今月の蕎麦屋を最後に。
平沼橋にある角平(正しくは角の真ん中が突き出ている)。
昨年TVでここのかつ丼が紹介されたらしく、かつ丼を注文している
お客さんが多かったが、やっぱり儂は昔も今も蕎麦です。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
日本茶インストラクター協会・神奈川県支部PR動画
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
この度、支部のPR動画を公開致します!
下記URLからジャンプして、
是非広くご視聴、共有いただけたら幸いです。
本ホームページトップ画面のスライドショー、
川崎競馬レースの写真にもリンクを貼っております。
初公開は、去る11/10(金)、川崎競馬協賛レース時でした。
「茶じいじのひとり言」~競馬~
アーネスト・ヘミングウェイが言っていた。
「競馬は人生の縮図であり、
これほど内容の詰まった小説はほかにはない。」
寺山修司が言っていた。
「競馬が人生の縮図なのではない。
逆だ。人生が競馬の縮図なのだ。」
茶じいじは言った。
「どっちなんだ!?」と。
こんにちは。茶じいじです。
儂は30歳になるまでに、
オートレースを除いた
一通りの学校から卒業証書を頂いている。
その為、ここ数十年は、
ナイター設備の整った納税会場
(正式には国庫納付金収納所)や、
投資・資産運用場ともよばれる
「そこ」には足を運んでいなかった。
卒業生は余程のことがない限り、母校には行かないものだ。
この秋は状況が変わった。
10月29日東京競馬場では11年ぶりに天覧競馬が実施され、
11月4日豪州の競馬場では日本から参戦したオオバンブルマイが優勝し、
1着賞金5億1千万円を獲得したというニュースが入る。
11月10日川崎競馬場では第11Rに、
ひと息入れてホッと楽しむ茶のウマ味「おいしくお茶を飲みま」賞
というレースが実施されると聞いては、
天気予報が雨でも身支度を整え、京急大師線に乗るしかないのだ。
学生時代に血統だ、タイムだ騎手だのと学友達と語り合っていた頃の儂はもういない。
サラブレットの力強く走るその美しい姿に魅せられて、
近年は専らレース観戦が主となった。
自身が年を重ねたこともあるが、
引退した競走馬の現状を様々な角度から映し出した
ドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる」を鑑賞後は
経済動物であり、スポーツ選手でもある競走馬について考えるようになってしまった。
現在の学生は恵まれていると思う。
納税会場に足を運ぶことなく、手元のスマホから資産運用が出来る時代になった。
何より平成17年以降は20歳以上であれば、
学生の方でも馬券を購入出来るようになったんだよな・・・。
思いを巡らせていたら港町駅到着。
京急川崎駅から一駅なので早い。
第一入場門から入るとすぐ右のところでお茶の嗜好調査をやっていた。
先入観にとらわれないようにと産地や茶種の情報は一切なし。
3種試飲し、好きなお茶を1つ選んでという方式だ。
馬選びの前の茶選びも悪くないな~、
何より入場して直ぐのタイミングが良いではないか。
「朝茶はその日の難逃れ」「朝茶は福が増す」という。
力強く走るサラブレットの姿どころでない!
もう的中の予感しかない。
出馬表を見ると「ティーポンド」の馬名が目に飛び込む。
6枠10番。6枠は緑の帽子、そこにティー、入口で飲んだのも緑茶。
◎ティーポンド
これで決まり、他にはない。予感ではなく確信に変わっていた。
レースが始まる。
一番人気の馬が先行する展開。
このまま決まってしまう雰囲気もあった最後の直線・・・
ゴール前一気に抜け出したのは緑の帽子6枠10番
ティーポンド!!!
単勝馬券1,000円が16,500円となって帰ってきた。
おかえり英世、はじめまして一葉、諭吉。
ありがとう ティーポンド!
ありがとう 緑茶!
ありがとう 日本茶インストラクター協会神奈川県支部!
そして2着はシンメカイヤー。えっ!新芽買いや~。
こんな都合の良い馬名がいたとは・・・
儂は完全に見落としていたが「おいしくお茶を飲みま」賞の
1,2着がティーに新芽って出来すぎではないのか。
全米が泣くレベルの実話じゃないか。
川崎競馬公式Xでもレース後に暗示馬券!?とポストされておったぞ。
衝撃的な夜を終えても、
儂の「競馬・人生・縮図問題」は解決されなかった。
しかし、オグリキャップ、アーモンドアイ、
ディープインパクト、ゴールドシップ、イクイノックス・・・
数ある名馬をおさえてティーポンドが、
儂の中での歴代最高馬になった事は間違いない。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
競馬に関する事項、川崎競馬の協賛競走に関する馬名、レース結果等は全て事実です。
【活動報告】11/10(金)川崎競馬協賛レース&緑茶嗜好調査イベント
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動にご理解、ご協力、応援をいただき、
誠にありがとうございます。
立冬を過ぎ、急に冷え込みましたね🥶
去る11/10(金)、
神奈川県支部の広報活動並びに、
緑茶の嗜好調査イベントのために、川崎競馬場にお邪魔しました。
競馬場開場の15時に向けて、
来場者入口付近のホワイエに試飲ブースを設営し、
来場者様をお出迎え。
3種類の緑茶を飲み比べしていただき、
一番お好みの一種を投票いただきました!
票数は3種各々、僅差同士に!
合計207名の方にご協力いただきましたが、
それぞれのお茶の良さ、
皆様方の好みが多種多様であることが光る結果となりました。
飲み比べ調査に使用した緑茶は.
浅蒸し煎茶、深蒸し煎茶、釜炒り茶でした。
透き通った黄金色の浅蒸し、
鮮やか緑色とにごりのある深蒸し、
気持ち赤みのある釜炒り茶🍵を
水出し仕込みでご用意致しました。
味わいもそれぞれの個性があり、
すっきりとした口当たりと後味にうま味の引き立つ浅蒸し、
コクと甘味の際立つ深蒸し、
フルーティさとシャキッとした後味の釜炒り。
サクッと直感でお選びくださる方々、
じっくり味わってくださる方々、
お茶に関して少しお話を掘り下げてくださる方々、
老若男女問わず、様々な感想や様子を拝見できました。
飲み比べの投票にご協力いただいた方へ、
神奈川県支部パンフレットなどと一緒に、
一煎ほうじ茶パックをプレゼントさせていただきました。
少しでも日本茶が身近になりますよう、願っております。
15時台から18時過ぎまで、飲み比べイベントを行い、
試飲ブース撤去の後、
協賛させていただいたメイン第11レース(20:15スタート)などを、
当イベント参加者と観覧。
レース名「おいしくお茶を飲みま賞」です!
レース直前には、競馬場の大きなオーロラビジョンに、
神奈川県支部PR動画を放映していただきました。
イベントと合わせて、
ふと日本茶を意識していただく瞬間となっていれば幸いです。
イベントへご参加の来場者の方々、
企画、準備の段階から親身に関わってくださった
川崎競馬組合のご担当の方々、
当日お手伝いにご参集くださったインストラクター、アドバイザーさん、
どうもありがとうございました。
引き続き、宜しくお願い致します。
「茶じいじのひとり言」~試験~
こんにちは。
暑かった夏もようやく影を潜め、食欲の秋に突入する茶じいじです。
産地からは秋冬番茶の生産に目途がついたと聞いておる。
しかし、茶畑では茶ばあばの姿は確認できなかったそうじゃ。
ならばと儂は茶ばあばが立ち寄りそうな、
鶴見の定食屋「バーク」や
天婦羅屋「天金」をまわったが、消息はつかめず。
過去に茶ばあばと食事をした横浜駅直結のハンバーグがうまい店
「キッチンカリオカ」なら顔を出すのでは!
と思ったら・・・8月31日をもって閉店しているではないか!
やはり茶ばあばさがしは新茶期まで待たねばならぬか。残念。
実はそれよりも残念な出来事があった。
今年度のJRA通年騎手免許1次試験に挑んだ
フランス人騎手ミカエル・ミッシェルが
2年連続で不合格となってしまったのじゃ。
英語で受験可能だと聞いた事があるので、言葉の問題ではなさそうだが。
11月のジャパンカップに参戦予定のマリー・ヴェロン騎手に期待しよう。
日本茶インストラクター認定試験の1次も12日に行われる。
こちらは日本語で好きな数字を塗れば良いマークシート方式なので、
体調に留意し、あまり思い詰めずに挑んで頂きたい。
受験者諸君はミカエルのようにならないことを願っている。
資格試験が集中する10月、11月だが、
行楽の秋というだけあって各地で様々なイベントが行われる。
いくつか紹介させていただく。気分転換に出掛けてみるのもよいのではないか。
「気分転換>学習時間」の結果、
ミカエルになったとしても茶じいじは一切責任を取らないので、
試験を控える皆さんには「お出掛けは計画的に!」と予め伝えておく。
八女茶発祥600年の今年は全国お茶まつりが
福岡で10月28日、29日に行われる。
福岡までは・・・という方にはこんなイベントがある。
福岡県主催の八女茶イベントが原宿で11月3日、4日に行われる。
事前予約が必要だが、参加費無料のワークショップで八女茶を体験できますぞ。
詳細は「福岡の八女茶を味わう2023」主催福岡県まで。
https://ochayanomusume.wixsite.com/yamecha600
また「11月は番茶日和」と題して、各地で番茶を味わえる会が催される。
詳細は 11月は「番茶日和~温故知新、家常茶飯の茶を知る」まで。
https://pr-free.jp/2023/86135/
もちろん、11月24日、25日、26日に渋谷ヒカリエで開催される
TOKYO TEA PARTYは要チェックである。
既に茶席の事前予約は終了しているが、
10月29日には銀座で第21回銀茶会が行われる等々、
本当にイベントが多い。
最後にもう一度お伝えする。 「受験生の皆さん、お出掛けは計画的に!」
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
飲食店、お茶イベントは実在します。