お茶の活動

2024 / 07 / 31  21:14

「茶じいじのひとり言」~猛暑~

「茶じいじのひとり言」~猛暑~

 こんにちは。

茶じいじです。

「降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました」

なんて書きはじめたら

四季折々、夏も悪くないねーって感じるか、

厳しい暑さの刺激で茶じいじでも

世間並みに挨拶できるようになったのかと思うか、

どちらかだろう。

 

しかし今年の猛烈な暑さは

その程度の思いでは収まりそうにない。

どの位暑いのかというと、

今月7日静岡市では

統計開始以降初めて40度に達したほど、暑い。

 

夕方から夜にかけて

「少し暑さも和らいだから買いに来たよ」

と来店されていたお客様から

「暑すぎて外に出たくないから届けてほしい」

と電話がくる位、暑い。

 

現在開催中パリ五輪の開会式では

全身を青く塗った裸の男が歌い踊るほど、暑い。

いや、熱い。

現地の気温は分からんが。

数年前に日本気象協会が発表した最高気温40度以上を「酷暑日」、

夜間の最低気温30度以上は「超熱帯夜」という、

いつ使用するのかと思った名称を何度も目にするほど、

暑い。

 

暑さを感じるのはもちろん人間だけではない。

耳にするのは30度を超えると蚊も動きが鈍くなり、

35度以上になると人をあまり刺さなくなるらしい。

暑くて動けないようだ。

確かに最近は蚊を見ない。

 

暑さは旬の味覚をも変えてしまうようだ。

サクランボや桃、りんご等の果樹栽培には大きな影響が出ている。

漁業においても海水温の上昇

偏西風の蛇行、

海流の変化など様々な要因で

魚の生息域が変化しておるそうじゃ。

 

 1000006496.jpg

 

先日口にしたのは“戻らないカツオ”。

勿論そんな呼び名はないのだが、

鮨屋を営む友人が言っていた。

今年は黒潮が例年以上に北上し、

青森沖で餌となるプランクトンが豊富にいる

暖流の渦が発生。

本来は北海道襟裳岬辺りまで行き、戻ってくるカツオが

餌の豊富なそこで今のんびりして戻らないという。

おかげで戻りカツオにはまだ早いこの7月に脂があってこってりとした

味わいを楽しむことが出来た。

 

さて、儂は猛暑を乗り切る為に

いつも数種類の冷たい飲み物を用意しておる。

定番の麦茶、そして冷茶。

開封して半端になってしまったお茶は

この時期フィルターインボトルに入れて

冷茶としてどんどん消費している。

スッキリしたい時には濃いめに作って炭酸水で割って飲む。

浅蒸しでも深蒸しでもそれぞれ風味が違って楽しめる。

 

初夏に作った梅ジュースや赤紫蘇ジュースを

炭酸水で割って飲むのも悪くない。

ある時お客様とこんな話をしていたら・・・

「赤紫蘇ジュースは牛乳で割って飲むと美味しいよ」

と衝撃的なレシピをいただいた。

試すのに躊躇したが、

飲んでみるとヨーグルトドリンクのような風味で旨い。

こんな楽しみ方があるのか!

新たな味の発見と

ナデシコのブラジル戦大逆転勝利にパワーをもらった。

 

8月3日㈯は秦野駅周辺で秦野名水フェスティバルが開催される。

そこでは秦野名水で淹れた秦野市産の緑茶と紅茶の試飲ができるそうじゃ。

新たな味の発見となるのか楽しみじゃ。

暑さと寝不足の日々は暫く続くようである。皆さんご自愛を!

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。