お茶の活動
「茶じいじのひとり言」~年末~
こんにちは。茶じいじです。
今年の漢字や10大ニュース、
流行語大賞が発表されると
「あー年末だなー、いよいよ年の瀬だなー」と実感する。
今年の漢字は米不足や古古古米の
「米」を僅差でおさえて「熊」だという。
儂が選ぶとしたら、秋冬番茶不足や世界お茶まつり、
更に抹茶ブームの「茶」を僅差でおさえて
今年の漢字は「馬」である。
神奈川県支部では
夏に品種茶を学ぶと馬券が当たるかも!?
という茶の育種や競走馬の血統から
品種茶について専門的に深く学ぶ機会を得た。
秋には川崎競馬場内で神奈川県川崎競馬組合さんの
ご協力のもと3回目となる茶の嗜好調査を行うことが出来た。
その当日のメインレース「おいしくお茶を飲みま賞」では
矢野貴之騎手が地方競馬通算3000勝目をあげた。
そんなご縁もあり、
神奈川県支部のホームページ閲覧数が増えたと聞いた。
喜ばしい事じゃ。
日本の調教馬が世界で活躍した1年でもあった。
アメリカ競馬の最高峰レースの1つ、
ブリーダーズカップ・クラシックをフォーエバーヤングが
初めて優勝するという偉業を成し遂げ、
ダノンデサイルはドバイで世界最強馬といわれる
カランダガンを倒し優勝した。
録画したまま儂は未だ視ていないが、
有馬記念制覇を描いたテレビドラマ
「ザ・ロイヤルファミリー」が放映され話題を呼んだ。
その影響もあってか
先日の有馬記念の売り上げは大幅に増えたという。
師走の雑事に追われていた儂が現実から逃れるように、
光に誘われて向かった先は大井競馬場であった。
レース開催のない競馬場が
イルミネーションの会場になる
期間限定のイベント「東京メガイルミ」。
光と馬を感じた一夜であった。
これらの事から「馬」で確定したかに思った今年の漢字だが、
審議のランプが点灯した。
まさかの急展開である。
今月に入り立て続けに興味深いニュースを目にしてしまったのじゃ。
14日の日経新聞朝刊は
「神戸大学はトノサマガエルがスズメバチを捕食する際に、
ハチに刺されても衰弱したり死んだりしないことを明らかにした」と報じていた。
18日の中日新聞朝刊は
「北陸先端科学技術大学院大の研究チームが
日本アマガエルの腸内細菌が大腸がんを消失させる
抗がん作用を持つことをマウスを用いた研究で発見した」
と報じていた。
トノサマガエルもニホンアマガエルも凄いではないか。
コウテイペンギンやダイオウイカのような威圧的な感じではなく
親しみやすい響きの中にも威厳を感じるトノサマガエル。
良いではないか。
東京五輪金メダリストの入江聖奈さんは引退後、都会に暮らすカエルの
研究をしているとの話を思い出した。
メダリストをも惹きつけるカエルの魅力。
儂の選ぶ今年の漢字は「蛙」としたい。
そういえば、蛙化現象という言葉が流行したのは数年前か。
流行り廃りのサイクルが随分と早く感じるようになった。
儂が呑気すぎるのか、時代の進みが早すぎるのか。
抹茶ブームの行末はどうなるのだろうか。
年越し蕎麦は鴨せいろか天せいろか。
働いて働いて働いて働いて働いてきた人にも、
儂のように飲んで呑んで食べて啜って啜ってきた人にも、
令和7年は間もなく終わる。
本年もご愛読頂きまして有難うございました。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは
一切関係ありません。
