お茶の活動

2025 / 08 / 31  23:21

「茶じいじのひとり言」~心配~

「茶じいじのひとり言」~心配~

こんにちは。

茶じいじです。

この夏は鹿児島、静岡共に

二番茶の相場が2~3倍に沸騰した。

茶の外観、内質を考慮すると

その金額以上の値上げではないかとも思えるし、

これまでが安すぎたとも言えるだろう。

来年以降はどうなるのか!?

多くの茶商は危機感を抱いている。

 

海老名では気温39.9度を記録し、

神奈川県内の観測史上最高気温を更新した。

えび~にゃとその中の人の安否が本当に心配される。

 

今年はセミの鳴き声をあまり耳にしない。

空梅雨と猛暑が続き、

乾燥して硬くなった土から幼虫が出られない、

または羽化出来ず成虫の数が減少しているそうじゃ。

無事に成虫になったものの

高温で活動が鈍ったことも

鳴き声が少ない原因だという。

都内の公園では中国・東南アジアからの在日外国人が

食用または食材として

商用目的で大量にセミの幼虫を捕獲しているため

成虫になる数が減少しているという。

公園内のセミの個体数が著しく減少すると

生態系に影響が出るのではと危惧する。

もし夏の風物詩「蝉の声」が聞けなくなったら椎名林檎さんは

引続き九十九里浜を目に浮かべられるのかと勝手に心配してしまう。

 

夏の風物詩といえば花火大会の行く末も気になるところじゃ。

各地で花火大会が天候以外の理由で中止になっている。

儂の家からも見ることが出来る近隣の花火大会は

中止にならなかったものの、

警備員の確保、混雑時の安全確保に

課題があるとして日程を変更して先日開催された。

長年開催された花火大会が

物価や人件費の高騰、SNSにより

観覧客が集まりすぎて危険になる、

花火師の高齢化や後継者不足など

様々な理由で取り止めになっている。

来年も蝉が鳴き、

花火が夜空を彩る日本の夏であってほしい。

 

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色々と不安になった猛暑の夏だったが

秩父で珍達そば、関内で薬膳蕎麦に舌鼓を打つ事が出来た儂。

動画配信サイトで偶然見つけた「Pasta Queen」。

結局今年も「麺は儂を救う」夏なのであった。

 

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2025 / 08 / 02  23:14

【活動報告】7/26(土)夏の研修会「品種茶について学ぶ」

【活動報告】7/26(土)夏の研修会「品種茶について学ぶ」

こんばんは。

日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。

いつも支部活動にご理解とご協力をいただき、

誠にありがとうございます。

 

2025年7月26日(土)、

横浜・日本丸メモリアルパーク内会議室にて、

夏の研修会「品種茶について学ぶ」を開催しました。

本研修は、当支部の会員を対象とした

資質向上を目的としたもので、

久しぶりの会員向け勉強会となりました。

 

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講師には、農研機構 根角厚司様をお招きし、

「品種茶」をテーマにご講演いただきました。

品種茶の成り立ちや品種改良の歴史、

育種の考え方などについて、

サラブレッドの血統選定に触れるなど、

他分野の具体例を交えながら、

わかりやすく解説してくださいました。

育種という観点から日本茶を捉えることで、

品種の個性や背景に新たな視点を得る機会となりました。

 

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当日は、蒸し加減や萎凋の有無など製造方法の異なる4種類の品種茶を、

試飲茶および見本茶として参加者に提供しました。

それぞれの茶葉が持つ香りや味の違いを

実際に体感することで、

講義内容の理解も深まりました。

 

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研修には、神奈川県支部の会員24名、

他支部会員3名が参加しました。

 

支部としては、

普段は消費者向けの普及活動を中心に行っておりますが、

今回は会員向けの知識深化を目的とした内容となりました。

今後の活動では、今回の学びを踏まえて、

消費者の皆さまにもわかりやすく伝えられるよう、

品種や製法への理解をさらに深めていきたいと考えています。

 

ご参加いただいた皆様、

またご講演いただいた根角様に、

この場をお借りして御礼申し上げます。

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