お茶の活動

2025 / 05 / 07  22:32

【活動報告】5/5(月祝)「茶摘み研修&製茶工場見学」

【活動報告】5/5(月祝)「茶摘み研修&製茶工場見学」

こんばんは。

日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。

いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、

誠にありがとうございます。

 

5/5(月祝)、GW終盤、新茶期の大変お忙しい時期に、

県内秦野市内、柏木茶園様のご厚意のもと、

茶摘み、製茶工場見学の研修会を開催いたしました。

受け入れくださいまして、誠にありがとうございました!

 

今年は、直近2年をさらに上回る総勢28名の参加者でした。

新任の日本茶インストラクター、日本茶アドバイザー、

お隣の東京都支部会員の方にも参集いただき、

活気や向学心に満ち溢れた1日になりました。

 

今年は、天気予報としては晴れだったのですが、

実際は、太陽が雲間に隠れている時間が長く、

標高2、300mの山間地からの涼しい薫風がそよぐ

環境的に茶摘みのしやすい快適な気候でした。

 

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午前中は茶摘み研修。

茶摘み研修の場所となったのは、

昨年と同じく「かなえまる」品種の茶畑。

 

2022年3月と比較的新しく品種登録され、

それに向け、柏木茶園様が

現地実証試験や生育観察等にご協力なさったご縁のある品種。

 

一番茶の手摘みは、

1つの新芽と、その周辺2枚の新葉からなる「一芯二葉」で、

丁寧に行っていくのが基本ですが、

今回は、後に工場で製茶していただくに当たっての

最低量を確保するために、

一芯三葉、四葉ほどと多めにしていきました。

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実際の茶畑を見て、茶の新芽に触れるのが初めての会員さんも多く、

他の会員さんらとコミュニケーションを取り、

親睦を深めながら取り組まれる方、

無心になって手摘みに向き合う方などを通して、

笑顔や真剣さ、充実感に包まれる茶畑でした。

 

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昼食を挟み、午後からは荒茶工場の製造現場見学を、

2班に分かれて、させていただきました。

 

生葉が蒸機を通った後の青臭が立ち込め、

粗揉機から精揉機にかけて揉まれていく際の機械音が響き、

製茶工場の臨場感を存分に感じさせていただきました。

 

見慣れない製茶機械の数々、

生葉から徐々に水分が抜け、形を変えていく茶葉に、

参加者一同、興味津々に、目を丸くして拝見しました。

 

また、多くの質問、感想が飛び交いました。

実際の生産現場だからこそ、

疑問の晴れる有意義な見学会となりました。

 

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改めて、柏木様、そのご家族の皆様、

御多忙の中、ご対応いただきありがとうございました!

 

 今後、多くの方に日本茶を普及していくにあたり、

今回の研修会が、実際に見た風景や感じたことが、

大きな一助になれば幸いです。

また、神奈川県のお茶を知っていただく良い機会にもなりました。

 

引き続き、支部活動へのご協力、応援を宜しくお願い致します。

 

以前の当事業の活動報告も合わせてご覧くださいませ。

【活動報告】2023年5/6(土)「茶摘み研修」編

【活動報告】2023年5/6(土)「製茶工場見学」編

【活動報告】2023年5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」

 

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