お茶の活動
【活動報告】5/5(月祝)「茶摘み研修&製茶工場見学」

こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、
誠にありがとうございます。
5/5(月祝)、GW終盤、新茶期の大変お忙しい時期に、
県内秦野市内、柏木茶園様のご厚意のもと、
茶摘み、製茶工場見学の研修会を開催いたしました。
受け入れくださいまして、誠にありがとうございました!
今年は、直近2年をさらに上回る総勢28名の参加者でした。
新任の日本茶インストラクター、日本茶アドバイザー、
お隣の東京都支部会員の方にも参集いただき、
活気や向学心に満ち溢れた1日になりました。
今年は、天気予報としては晴れだったのですが、
実際は、太陽が雲間に隠れている時間が長く、
標高2、300mの山間地からの涼しい薫風がそよぐ
環境的に茶摘みのしやすい快適な気候でした。
午前中は茶摘み研修。
茶摘み研修の場所となったのは、
昨年と同じく「かなえまる」品種の茶畑。
2022年3月と比較的新しく品種登録され、
それに向け、柏木茶園様が
現地実証試験や生育観察等にご協力なさったご縁のある品種。
一番茶の手摘みは、
1つの新芽と、その周辺2枚の新葉からなる「一芯二葉」で、
丁寧に行っていくのが基本ですが、
今回は、後に工場で製茶していただくに当たっての
最低量を確保するために、
一芯三葉、四葉ほどと多めにしていきました。
実際の茶畑を見て、茶の新芽に触れるのが初めての会員さんも多く、
他の会員さんらとコミュニケーションを取り、
親睦を深めながら取り組まれる方、
無心になって手摘みに向き合う方などを通して、
笑顔や真剣さ、充実感に包まれる茶畑でした。
昼食を挟み、午後からは荒茶工場の製造現場見学を、
2班に分かれて、させていただきました。
生葉が蒸機を通った後の青臭が立ち込め、
粗揉機から精揉機にかけて揉まれていく際の機械音が響き、
製茶工場の臨場感を存分に感じさせていただきました。
見慣れない製茶機械の数々、
生葉から徐々に水分が抜け、形を変えていく茶葉に、
参加者一同、興味津々に、目を丸くして拝見しました。
また、多くの質問、感想が飛び交いました。
実際の生産現場だからこそ、
疑問の晴れる有意義な見学会となりました。
改めて、柏木様、そのご家族の皆様、
御多忙の中、ご対応いただきありがとうございました!
今後、多くの方に日本茶を普及していくにあたり、
今回の研修会が、実際に見た風景や感じたことが、
大きな一助になれば幸いです。
また、神奈川県のお茶を知っていただく良い機会にもなりました。
引き続き、支部活動へのご協力、応援を宜しくお願い致します。
以前の当事業の活動報告も合わせてご覧くださいませ。
【活動報告】2023年5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」