お茶の活動
「茶じいじのひとり言」~野鳥~

こんにちは。
茶じいじです。
先日、創業以来初めて儂の店が襲撃された。
全身黒ずくめ、男性か女性かも不明。
一瞬の事だった。
被害総額350円。
犯人の逃げ足は速く、
あっという間に飛び去って行った。
カラスである。
今の時期のカラスは卵やヒナを守るため、
攻撃的になるとは知っていたが
店頭に並べていた煎餅目掛けて
真っ直ぐ狙ってくるとは本当に驚いた。
それから数日後の事じゃ。
すぐ近所に人だかりができていた。
警官も立っている。
ここは川崎、事件の匂いしかしない。
儂も近くまで行き覗いてみると、
二ヶ領用水の狭い水路に
カルガモの親子が仲睦まじく泳いでいるではないか!
写真に収めようと慌ててスマホを取り出す儂の横から
「どっから来たのかねー」
「餌はあるのかしら」の声。
そこにいる誰もが思っていた事を
ひとり言とは思えない音量で
ずっと声に出しているご婦人。
ここは川崎、遠慮はいらない。
家から駅に行く途中にはツバメの巣が出来ている。
「落下物にご注意ください」と赤いパイロンで
その巣の下は囲われている。
そっと覗いてみるとヒナが数羽いるようだ。
朝にはキジバトの鳴き声で時折目を覚ます。
デーデーポッポー、デーデーポッポー。
そこからの二度寝が堪らない。
建物だらけの街の中で
多種多様な鳥たちが生活している。
花鳥風月。
野に咲く花、空を舞う鳥、そよぐ風、澄み渡る月を表している。
自然の美しい風景を愛でて
詩や歌を詠むことをも表す言葉である。
闘茶会においては
これに「客」の字を加え、5種類のお茶を表す。
馴染みがある方も多いのではないか。
さらに花鳥風月には
もう一つの意味があると聞いた事がある。
歳を重ねるにつれて
興味が移り変わる様子を表しているという。
花を愛でて、鳥に興味を持つ。
儂はレベル2に到達したようじゃ!
そんな事を思いながら帰宅すると連添いが
MUSIC AWARDS JAPANを視ていた。
テレビの画面には藤井風が映っていた。
どうやら彼女はレベル3にいち早く進化しているらしい。
何事も儂は彼女に敵わないのか・・・
それよりもMUSIC AWARDS JAPANの響きに
忘れていた日本茶AWARDって、
やっぱりAWARDSではないのか問題が再び思い起こされた。
風を感じる余裕は儂には未だない。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
【活動報告】5/15(木)昭和小学校茶摘み体験、日本茶講義、手揉み茶実習

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
平素より支部活動への
ご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
2025年5月15日(木)、
昭和女子大学 東明学林(神奈川県足柄上郡大井町)にて、
昭和小学校5年生の茶摘み体験が実施されました。
私たち神奈川県支部は、
当日の講義と
ホットプレートを使った手もみ茶実習を担当しました。
この日は快晴に恵まれ、
茶畑での活動にはちょうど良い気候でした。
カリキュラムは3部構成で、
子どもたち全員による茶摘みのあと、
2班に分かれて講義と実習を並行して行いました。
なお、茶摘み体験の指導は学校の先生方が担当され、
私たちは講義と実習を担当しました。
はじめに児童たちは茶畑に移動し、
先生から摘み方のポイントを教わりながら、
一芯二葉を中心に丁寧に茶摘みをしていました。
どの班も集中して取り組んでおり、
全体的にまとまりのある行動が見られました。
続いて、私たち支部スタッフによる講義と実習が始まりました。
講義では、「お茶の歴史」「お茶の種類(緑茶・烏龍茶・紅茶)」
「お茶の製造工程」「お茶の淹れ方」について、
実際の資料茶を用いながら紹介しました。
児童たちは香りや色の違いに興味を持ち、
熱心に話を聞いてくれていました。
実習では、ホットプレートを使って児童が自ら摘んだ生葉を加熱しながら、
手もみ工程を体験してもらいました。
加熱によって茶葉の色や香りが変わっていく様子を観察しながら、
交代で作業を行い、できあがった手もみ茶をその場で味わってもらいました。
支部スタッフは安全面に配慮しつつ、
各グループを回って操作を補助し、
質問にも丁寧にお答えしました。
今回の体験を通して、
児童たちはお茶がどのように作られるかを具体的に知ることができ、
日常で飲んでいるお茶への理解や関心が深まったのではないかと思います。
【活動報告】5/14(水)茅ヶ崎湘南RC&台湾延平RCチャーター記念例会ウェルカムティー呈茶

こんばんは。
いつも支部活動にご理解、ご協力いただき、
誠にありがとうございます。
昨年に引き続き、
茅ヶ崎湘南ロータリークラブ(RC)様よりお声かけをいただき、
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて行われた、
「第48回チャーター記念例会」前室にて、
ウェルカムティーを呈茶させていただきました。
普通煎茶(新茶、秦野市産)を水出しにて、
和紅茶(開成町産)、
ほうじ茶(焙じ加工藤沢市)を
現地での急冷方式にてご用意し、
神奈川県つながりの冷たいお茶3種類の
飲み比べという形でご用意いたしました。
「飲み比べてみてくださいね」とお声がけしますと、
みなさん楽しそうに3種類お試しくださいました。
「今年の新茶です」とお伝えすると
「それは飲んでおかないと!」と
テーブルにお立ち寄りくださったり、
「私はこれが一番気に入った」
と感想を伝えてくださる方もいらっしゃいました。
また、台湾からのゲストの方から
「カフェインはこれが一番少ないですよね」
というご質問をいただいたり、
「私の普段飲んでいるお茶は
標高1000メートルあたりで栽培しているものです」と
ご紹介をいただくなど、
より詳しいお話もお伺いでき
台湾は「お茶」というものが
非常に身近であるということを改めて感じられました。
今回は、支部会員から募集した
台湾での呈茶経験があるスタッフ2名が
役員4名とともに担当させていただきました。
そのため、詳しくそれぞれの茶種や特徴のご説明ができたり
よりコミュニケーションを深めることができました。
また、主催の茅ヶ崎湘南RCさんからは
前室でのおもてなしというワンクッションにより、
例会が和やかにスタートできたという
嬉しいお声も頂戴できました。
国際交流呈茶のイベントは多くはありませんが、
この経験を踏まえて、
より多くの方にお茶を楽しんでいただけるよう、
また、興味をもっていただけるように
これからも活動の幅を広げていければと思います。
【活動報告】5/5(月祝)「茶摘み研修&製茶工場見学」

こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、
誠にありがとうございます。
5/5(月祝)、GW終盤、新茶期の大変お忙しい時期に、
県内秦野市内、柏木茶園様のご厚意のもと、
茶摘み、製茶工場見学の研修会を開催いたしました。
受け入れくださいまして、誠にありがとうございました!
今年は、直近2年をさらに上回る総勢28名の参加者でした。
新任の日本茶インストラクター、日本茶アドバイザー、
お隣の東京都支部会員の方にも参集いただき、
活気や向学心に満ち溢れた1日になりました。
今年は、天気予報としては晴れだったのですが、
実際は、太陽が雲間に隠れている時間が長く、
標高2、300mの山間地からの涼しい薫風がそよぐ
環境的に茶摘みのしやすい快適な気候でした。
午前中は茶摘み研修。
茶摘み研修の場所となったのは、
昨年と同じく「かなえまる」品種の茶畑。
2022年3月と比較的新しく品種登録され、
それに向け、柏木茶園様が
現地実証試験や生育観察等にご協力なさったご縁のある品種。
一番茶の手摘みは、
1つの新芽と、その周辺2枚の新葉からなる「一芯二葉」で、
丁寧に行っていくのが基本ですが、
今回は、後に工場で製茶していただくに当たっての
最低量を確保するために、
一芯三葉、四葉ほどと多めにしていきました。
実際の茶畑を見て、茶の新芽に触れるのが初めての会員さんも多く、
他の会員さんらとコミュニケーションを取り、
親睦を深めながら取り組まれる方、
無心になって手摘みに向き合う方などを通して、
笑顔や真剣さ、充実感に包まれる茶畑でした。
昼食を挟み、午後からは荒茶工場の製造現場見学を、
2班に分かれて、させていただきました。
生葉が蒸機を通った後の青臭が立ち込め、
粗揉機から精揉機にかけて揉まれていく際の機械音が響き、
製茶工場の臨場感を存分に感じさせていただきました。
見慣れない製茶機械の数々、
生葉から徐々に水分が抜け、形を変えていく茶葉に、
参加者一同、興味津々に、目を丸くして拝見しました。
また、多くの質問、感想が飛び交いました。
実際の生産現場だからこそ、
疑問の晴れる有意義な見学会となりました。
改めて、柏木様、そのご家族の皆様、
御多忙の中、ご対応いただきありがとうございました!
今後、多くの方に日本茶を普及していくにあたり、
今回の研修会が、実際に見た風景や感じたことが、
大きな一助になれば幸いです。
また、神奈川県のお茶を知っていただく良い機会にもなりました。
引き続き、支部活動へのご協力、応援を宜しくお願い致します。
以前の当事業の活動報告も合わせてご覧くださいませ。
【活動報告】2023年5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」