お茶の活動
【活動報告】5/15(木)昭和小学校茶摘み体験、日本茶講義、手揉み茶実習

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
平素より支部活動への
ご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
2025年5月15日(木)、
昭和女子大学 東明学林(神奈川県足柄上郡大井町)にて、
昭和小学校5年生の茶摘み体験が実施されました。
私たち神奈川県支部は、
当日の講義と
ホットプレートを使った手もみ茶実習を担当しました。
この日は快晴に恵まれ、
茶畑での活動にはちょうど良い気候でした。
カリキュラムは3部構成で、
子どもたち全員による茶摘みのあと、
2班に分かれて講義と実習を並行して行いました。
なお、茶摘み体験の指導は学校の先生方が担当され、
私たちは講義と実習を担当しました。
はじめに児童たちは茶畑に移動し、
先生から摘み方のポイントを教わりながら、
一芯二葉を中心に丁寧に茶摘みをしていました。
どの班も集中して取り組んでおり、
全体的にまとまりのある行動が見られました。
続いて、私たち支部スタッフによる講義と実習が始まりました。
講義では、「お茶の歴史」「お茶の種類(緑茶・烏龍茶・紅茶)」
「お茶の製造工程」「お茶の淹れ方」について、
実際の資料茶を用いながら紹介しました。
児童たちは香りや色の違いに興味を持ち、
熱心に話を聞いてくれていました。
実習では、ホットプレートを使って児童が自ら摘んだ生葉を加熱しながら、
手もみ工程を体験してもらいました。
加熱によって茶葉の色や香りが変わっていく様子を観察しながら、
交代で作業を行い、できあがった手もみ茶をその場で味わってもらいました。
支部スタッフは安全面に配慮しつつ、
各グループを回って操作を補助し、
質問にも丁寧にお答えしました。
今回の体験を通して、
児童たちはお茶がどのように作られるかを具体的に知ることができ、
日常で飲んでいるお茶への理解や関心が深まったのではないかと思います。