お茶の活動
「茶じいじのひとり言」〜準備〜

こんにちは。
茶じいじです。
「茶ばあば(じいじ)?のひとり言」として
こちらでブログを始めてから
今回で3年目、25回目に入った。
2回目からは
「茶じいじのひとり言」として、
神奈川県支部ホームページ内から
突如として姿を消した茶ばあばを探しながら
儂が取り留めのない事を書いておる。
とても有難い事である。
突然だがその節目を前に
先日儂は茶ばあばに出会った。
そう、ついに茶ばあばに会ったのじゃ。
何の事か分からない方は
2023年6月「決意」を一読していただきたい。
拍子抜けするほど簡単に会ったのじゃ。
神奈川県支部の活動で出向いた先に茶ばあばはおった。
チルチルとミチルが家に帰ると
そこに探し求めていた幸せの青い鳥が
いた時の感覚はこんな感じなのだろうか・・・
横浜駅の雑踏の中、
偶然茶ばあばを見つけて
思わず叫ぶ事も無く、
書店で『近代万博と茶』(淡交社)を取ろうとして偶然手が触れ合い、
邂逅を果たすというB級映画的な事も無く、そこにいた。
それどころか、会場に茶器を搬入している儂の姿を事前に視認していたそうじゃ。
まさかこのタイミングで会うとは全く思ってもいなかった儂。
心の準備が出来ておらず気の利いた言葉も掛けることなく過ぎ去った。
「段取り8分仕事2分」
何事も準備がいかに大切か、
学生時代に習ったことを思い出す。
第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンが言っていた。
会ったことは無いけれど。
「木を切る時間が6時間与えられたら
斧を研ぐのに4時間使うだろう」
先輩インストラクターの日本茶講座も確実に準備されている。
レッスンプラン、茶器リスト、参加者名簿等々。
丁寧な準備をすることでスムーズに講座が進行するだけでなく、
想定外の事態にも慌てずに対応が出来るというものじゃ。
翻って儂はどうだろうか?
まあ良い。今は目を瞑ろう。
近頃、巷間で取りざたされる大地震の噂も
見方を変えればいつ災害が起きても被害を最小限に抑えられるように、
パニックにならないように準備しなさいよ!という事だと儂は思う。
今年は梅雨明け前からこの暑さ。
熱中症対策、防災準備をしっかりとする必要がある。
水出し緑茶で暑さを乗り切りたい。
日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーの活躍の時である。
備えあれば憂いなしなのじゃ。
追記
茶ばあば探しの旅は終わったが茶じいじのひとり言は止まらない。
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
【活動報告】6/1(日)逗子「スポーツの祭典2025・体験抹茶席」

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動にご理解とご協力をいただき、
誠にありがとうございます。
2025年6月1日(日)、
逗子市スポーツの祭典実行委員会主催の
「スポーツの祭典2025」にて体験抹茶席を出展しました。
会場は当日、天候にも恵まれ、多くの来場者で賑わいを見せていました。
体験抹茶席では、茶道の形式にとらわれず、
来場された方ご自身の手で茶筅を使って
抹茶を点てるという内容を実施しました。
抹茶の粉や茶筅に直接触れながら、
「自分で点てる」「点てた抹茶を飲んでみる」
という体験を通して、
抹茶をより身近に感じていただけるよう構成しています。
使用した抹茶は愛知県西尾市産のもので、
片口の抹茶椀を用いて点てていただきました。
希望者には、抹茶体験に合わせて和菓子の販売も行い、
お茶の味わいをより深く楽しんでいただけるようにしました。
今回の体験には、ファミリー世帯の方々を中心に、
約100名の方にご参加いただきました。
特にお子様にとっては、
茶筅を使って泡立てる動きや、
見慣れない抹茶の粉に触れることが新鮮だったようで、
興味深そうに取り組んでいる様子が見られました。
中には、初めて抹茶を飲んだというお子様も多く、
少し苦みを感じながらも、
普段とは違う味に驚きながら飲んでいたのが印象的でした。
また、保護者の方からも
「こうして実際に体験できるのはありがたい」という声が聞かれました。
ブースの運営には、支部役員を含む11名のスタッフが参加しました。
参加者の方への対応や説明、点て方の案内、
茶器の準備や整備などを分担し、
スムーズな体験提供を心がけました。
イベント全体としても多くの市民の方が来場されており、
その中で日本茶に親しんでいただける機会を持てたことは、
非常に有意義であったと感じています。
普段、抹茶を口にする機会の少ない方々にも、
少しでも日本茶の魅力を知っていただける
きっかけになったのではないでしょうか。
今後も、地域に根差したイベントなどを通じて、
日本茶に触れる機会を増やし、
より多くの方に日本茶の魅力を
お伝えしていけるよう活動してまいります。
ご参加いただいた皆様、
並びに開催にご尽力くださった逗子市スポーツの祭典実行委員会の皆様に、
心より御礼申し上げます。
「茶じいじのひとり言」~野鳥~

こんにちは。
茶じいじです。
先日、創業以来初めて儂の店が襲撃された。
全身黒ずくめ、男性か女性かも不明。
一瞬の事だった。
被害総額350円。
犯人の逃げ足は速く、
あっという間に飛び去って行った。
カラスである。
今の時期のカラスは卵やヒナを守るため、
攻撃的になるとは知っていたが
店頭に並べていた煎餅目掛けて
真っ直ぐ狙ってくるとは本当に驚いた。
それから数日後の事じゃ。
すぐ近所に人だかりができていた。
警官も立っている。
ここは川崎、事件の匂いしかしない。
儂も近くまで行き覗いてみると、
二ヶ領用水の狭い水路に
カルガモの親子が仲睦まじく泳いでいるではないか!
写真に収めようと慌ててスマホを取り出す儂の横から
「どっから来たのかねー」
「餌はあるのかしら」の声。
そこにいる誰もが思っていた事を
ひとり言とは思えない音量で
ずっと声に出しているご婦人。
ここは川崎、遠慮はいらない。
家から駅に行く途中にはツバメの巣が出来ている。
「落下物にご注意ください」と赤いパイロンで
その巣の下は囲われている。
そっと覗いてみるとヒナが数羽いるようだ。
朝にはキジバトの鳴き声で時折目を覚ます。
デーデーポッポー、デーデーポッポー。
そこからの二度寝が堪らない。
建物だらけの街の中で
多種多様な鳥たちが生活している。
花鳥風月。
野に咲く花、空を舞う鳥、そよぐ風、澄み渡る月を表している。
自然の美しい風景を愛でて
詩や歌を詠むことをも表す言葉である。
闘茶会においては
これに「客」の字を加え、5種類のお茶を表す。
馴染みがある方も多いのではないか。
さらに花鳥風月には
もう一つの意味があると聞いた事がある。
歳を重ねるにつれて
興味が移り変わる様子を表しているという。
花を愛でて、鳥に興味を持つ。
儂はレベル2に到達したようじゃ!
そんな事を思いながら帰宅すると連添いが
MUSIC AWARDS JAPANを視ていた。
テレビの画面には藤井風が映っていた。
どうやら彼女はレベル3にいち早く進化しているらしい。
何事も儂は彼女に敵わないのか・・・
それよりもMUSIC AWARDS JAPANの響きに
忘れていた日本茶AWARDって、
やっぱりAWARDSではないのか問題が再び思い起こされた。
風を感じる余裕は儂には未だない。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。
【活動報告】5/15(木)昭和小学校茶摘み体験、日本茶講義、手揉み茶実習

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
平素より支部活動への
ご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
2025年5月15日(木)、
昭和女子大学 東明学林(神奈川県足柄上郡大井町)にて、
昭和小学校5年生の茶摘み体験が実施されました。
私たち神奈川県支部は、
当日の講義と
ホットプレートを使った手もみ茶実習を担当しました。
この日は快晴に恵まれ、
茶畑での活動にはちょうど良い気候でした。
カリキュラムは3部構成で、
子どもたち全員による茶摘みのあと、
2班に分かれて講義と実習を並行して行いました。
なお、茶摘み体験の指導は学校の先生方が担当され、
私たちは講義と実習を担当しました。
はじめに児童たちは茶畑に移動し、
先生から摘み方のポイントを教わりながら、
一芯二葉を中心に丁寧に茶摘みをしていました。
どの班も集中して取り組んでおり、
全体的にまとまりのある行動が見られました。
続いて、私たち支部スタッフによる講義と実習が始まりました。
講義では、「お茶の歴史」「お茶の種類(緑茶・烏龍茶・紅茶)」
「お茶の製造工程」「お茶の淹れ方」について、
実際の資料茶を用いながら紹介しました。
児童たちは香りや色の違いに興味を持ち、
熱心に話を聞いてくれていました。
実習では、ホットプレートを使って児童が自ら摘んだ生葉を加熱しながら、
手もみ工程を体験してもらいました。
加熱によって茶葉の色や香りが変わっていく様子を観察しながら、
交代で作業を行い、できあがった手もみ茶をその場で味わってもらいました。
支部スタッフは安全面に配慮しつつ、
各グループを回って操作を補助し、
質問にも丁寧にお答えしました。
今回の体験を通して、
児童たちはお茶がどのように作られるかを具体的に知ることができ、
日常で飲んでいるお茶への理解や関心が深まったのではないかと思います。
【活動報告】5/14(水)茅ヶ崎湘南RC&台湾延平RCチャーター記念例会ウェルカムティー呈茶

こんばんは。
いつも支部活動にご理解、ご協力いただき、
誠にありがとうございます。
昨年に引き続き、
茅ヶ崎湘南ロータリークラブ(RC)様よりお声かけをいただき、
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて行われた、
「第48回チャーター記念例会」前室にて、
ウェルカムティーを呈茶させていただきました。
普通煎茶(新茶、秦野市産)を水出しにて、
和紅茶(開成町産)、
ほうじ茶(焙じ加工藤沢市)を
現地での急冷方式にてご用意し、
神奈川県つながりの冷たいお茶3種類の
飲み比べという形でご用意いたしました。
「飲み比べてみてくださいね」とお声がけしますと、
みなさん楽しそうに3種類お試しくださいました。
「今年の新茶です」とお伝えすると
「それは飲んでおかないと!」と
テーブルにお立ち寄りくださったり、
「私はこれが一番気に入った」
と感想を伝えてくださる方もいらっしゃいました。
また、台湾からのゲストの方から
「カフェインはこれが一番少ないですよね」
というご質問をいただいたり、
「私の普段飲んでいるお茶は
標高1000メートルあたりで栽培しているものです」と
ご紹介をいただくなど、
より詳しいお話もお伺いでき
台湾は「お茶」というものが
非常に身近であるということを改めて感じられました。
今回は、支部会員から募集した
台湾での呈茶経験があるスタッフ2名が
役員4名とともに担当させていただきました。
そのため、詳しくそれぞれの茶種や特徴のご説明ができたり
よりコミュニケーションを深めることができました。
また、主催の茅ヶ崎湘南RCさんからは
前室でのおもてなしというワンクッションにより、
例会が和やかにスタートできたという
嬉しいお声も頂戴できました。
国際交流呈茶のイベントは多くはありませんが、
この経験を踏まえて、
より多くの方にお茶を楽しんでいただけるよう、
また、興味をもっていただけるように
これからも活動の幅を広げていければと思います。