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【活動報告】茅ヶ崎湘南&台湾延平RC チャーター記念例会~ウェルカムティー

こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
5/24(水)夕方、
桜木町、横浜ロイヤルパークホテルにおいて、
茅ヶ崎湘南RC(ロータリークラブ)様に向けて、
前室でのウェルカムドリンクを呈茶致しました。
RC様は、地元の各業界、多くの方々がお集まりになり、
社会貢献をされております団体です。
この度は、台湾延平RCの方々にもお越しいただきました。
神奈川県支部として、
バラエティ豊かに5種類のお茶を用意し、
束の間、おもてなしとお茶のお話をさせていただきました。
今回は、規模的に、役員のみで行いました。
大まかに2つのブースを展開しました。
1つ目が、急須による温かいお茶の呈茶ブース。
神奈川県(秦野市)産、特上煎茶(やぶきた)をお淹れしました。
2つ目が、フィルターインボトルによる冷茶ブース。
鹿児島県(知覧)産、深蒸し煎茶(さえみどり)、
佐賀県(嬉野)産、和紅茶(在来蜜香)、
埼玉県産、棒ほうじ茶(ふくみどり)、
茨城県(猿島)産、和烏龍茶(いずみ)、
急須による呈茶ブースでは、
支部長が、お客様のお好みの応じて、
湯冷まししたり、熱湯で淹れたりと、
温度による味わいの変化を表現していました。
また、丁寧に廻し注ぎをする場面を実演し、
多くの方にご覧いただきました。
水色、香り、味わい、産地など、
同じ日本茶でありながら、表情の違う茶種をセレクトしました。
茶種ごとの違いやまつわるストーリーなどもお伝え致しました。
紙コップ、プラカップによる少量での呈茶だったため、
多くの方に全種類お試しいただけました。
「こんなに違うんですね…」とのご感想も。
肌感覚で、日本人の方に人気だったのが、
緑鮮やかなアイキャッチ、深蒸し煎茶と、
珍しい和烏龍茶でした。
台湾の方には、日本茶の代表として、
ほうじ茶や煎茶全般が好評でした。
呈茶の後、支部パンフレットをお渡しさせていただきましたが、
まだまだ日本茶の裾野を広げる伸びしろを痛感致しました。
これからも頑張ります。
RCの方々は、ウェルカムドリンクの後、本会に臨まれていきました。
この度は、貴重な機会を頂き、
誠にありがとうございました。
少しでも日本茶を通して、
心和んでいただけたようであれば幸いです。
6/24(土)-6/25(日)「かごしま百円茶屋」スタッフ募集のお知らせ

こんばんは!
いつも神奈川支部の活動にご理解、
ご協力をいただき、ありがとうございます。
鹿児島県茶業会議所主催
「かごしま百円茶屋のスタッフ募集 6月24日(土)・25日(日)」
のお知らせをいたします。
ご来場のお客様は急須でお茶を淹れる体験ができ、
おいしいお茶とともに
お菓子も召し上がっていただく楽しいイベントです。
インストラクションデビューの良い機会ともなります。
コロナ禍での中止期間を経て、
久しぶりの百円茶屋となりますので、
従来とは多少異なる点もあるかと思いますが、
インストラクター・アドバイザーの皆様の
積極的なご応募をお待ちしております。
********************
※神奈川県支部会員向けの募集※
【かごしま百円茶屋スタッフ募集
川崎アゼリア 6月24日(土)・25日(日)】
●日時
2023年6月24日(土)・25日(日)
6月 24日(土) 9:00(準備のため)~18:00
6月 25日(日) 9:30~18:15(片付けのため)
集合:勤務時間通り
●会場:川崎アゼリア サンライト広場(
http://www.azalea.co.jp/
●場所:川崎市川崎区駅前本町26-2 JR川崎駅隣接地下街
●主催:公益社団法人鹿児島県茶業会議所
●内容
お茶とお菓子をセットにして販売し、
※急須(ホット)で実施予定
●スタッフの役割
1.
ご質問へのお答えなどにも、会話を通じて対応していただきます。
2.茶屋に関する一連の作業(洗い物、販売補佐等)
ご質問へのお答えなどにも、
●応募資格:日本茶インストラクター・アドバイザー
●募集人数:各日10名程度
●報酬:些少
●持ち物:会員証(名札として使用)、
ホルダー(会員証入れ)、印鑑(または署名可)、
支部Tシャツ(お持ちの方)、マスク
●昼食:各自、指定時間内にお取りください。
●服装
動きやすい服装(
ズボン、スラックス。※スカートは不可
履きなれた靴(終日立ち作業です。疲れにくい靴で来てください)
支部Tシャツ(お持ちの方)
●申込締切日
6月10日(土)
(注:応募多数の場合は期日前に締め切る場合があります)
●応募方法
下記「申込欄」を参考に、必要事項を明記の上、
神奈川県支部事務局
kanacha.inst@gmail.com
******************************
申込欄
・メール件名「かごしま百円茶屋のスタッフ募集 6月24日(土)・25日(日)」応募
・メール本文
氏名:
認定番号:
携帯電話番号:
希望日:
******************************
※申込完了メールは必ず返信しております。
万一、お申込みして1週間程度過ぎても返信がない場合は
不着の可能性がありますのでお手数ですが再度ご連絡ください。
※注意事項
詳細はスタッフに確定された方に追ってお知らせします。
その際PDFファイルによる資料を添付しますので、
携帯メールからの申込は推奨しておりませんが、
PDFファイルを確認できるようにしてください。
以上、宜しくお願い致します!
「【重要】新型コロナウイルス感染症(5類感染症)における日本茶普及活動の取り組み例について」のお知らせ
いつも神奈川支部の活動にご理解、ご協力をいただき、ありがとう
日本茶インストラクター協会より
「新型コロナウイルス感染症(5
のお知
会員ホームページからご確認いただけます。
会員ホームページ(ユーザー名・パスワード必要)
https://www.nihoncha-inst.com/
※ ご自身のユーザー名・パスワードが分からない場合は、
協会発行の冊子『茶論』の
「協会からのお知らせ」ページで入力方
多くの会員の皆さまに知って頂きたい内容ですので、
ぜひご確認の
日本茶普及活動の際にご参考になさってください。
どうぞよろしくお願いいたします。
【活動報告】5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
5/6(土)、秦野市内の柏木茶園様のもとで、
茶摘み体験や製茶工場見学をさせていただきましたが、
柏木茶園様は、
平成30年から令和4年までの5年間行われた、
通称「茶作期拡大プロジェクト」に生産者としてご参加され、
2022年3月15日に品種登録されたばかりの
「かなえまる」を栽培されています。
プロジェクト期間は、
かなえまるの現地実証試験として、
生育状況を観察、記録されていたものと思われます。
柏木茶園様のかなえまるは、
植えてから4、5年の幼木で、今年初めて収穫されました。
そんな貴重なタイミングだったため、
今回参加の各会員、思い入れを感じながら、
かなえまるの茶畑を見学させていただきました。
生産者様は、労働力の分散のために、
育つ時期の異なる、早世、中生、晩生品種の組み合わせながら、
生産スケジュールを考え、栽培に当たっておられます。
中晩生の有力品種にやぶきた、おくみどりなどがありますが、
それ以外に有力品種が不足している背景がありました。
その穴を埋める中世品種として、かなえまるが誕生しました。
中世品種かつ全品種全体の大きなウェイトを占めるやぶきたに比べ、
病害虫への抵抗性、寒さに耐える耐寒性、
覆い下栽培に伴う、収量維持や作期拡大に貢献する被覆適性など、
優れる点が多く確認されているため、
今後の活躍が期待されます。
かなえまるには、
①黄金色の水色と、
②満面の笑みがこぼれるようなお茶になってほしい
という願いがこめられております。
参加者一同、かなえまるのお茶を頂き、
新茶のフレッシュな香りと共に笑顔になっております。
柏木茶園様、重ね重ねありがとうございました。
本事業の活動報告は、こちらにて以上とさせていただきます。
ご精読いただきありがとうございました。
※参考資料
「茶葉の低温保管システムの開発と作期拡大を可能とする新品種の育成」
技術導入支援マニュアル
(茶作期拡大プロジェクト コンソーシアム発行)
【活動報告】5/6(土)「製茶工場見学」編

こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
去る5/6(土)、秦野市内の柏木茶園様に、
茶農家様の現場を知る貴重な機会を頂きましたが、
茶畑のみならず、
荒茶を製造する製茶工場の見学もさせていただきました!
昭和53年(1978年)に建設完了し、
稼働し始めたという柏木茶園様の製茶工場。
比較的新しく出来たものではあるとのことですが、
それでも間もなく半世紀が経とうとしております。
煎茶の製造工程は、二言で言うと、
酸化発酵を止めるために茶葉を蒸気で加熱した後、
揉みながら乾燥させていく流れです。
柏木茶園様の場合は、
(加熱)①蒸機
(揉み+加熱)②葉打機→③粗揉機→④揉捻機→⑤中揉機→⑥精揉機
⑦乾燥機→(⑧ケバ取機)
と、各機械が存在感を持って鎮座しておりました。
収穫した生葉を保管するコンテナのすぐそばには、
①蒸機(網胴回転攪拌式)から発生する蒸気と、
蒸されることで生葉から消えていく青臭が立ち込めており、圧巻。
蒸機を出ると、速やかに粗熱を取るために冷却され、②葉打機、粗揉機へ。
③粗揉機では、その外観上、
機械洞内での茶葉の様子が一見できないかに思われました。
しかし、柏木様のご指導の下、
機械洞内が見える小窓を覗かせていただくと、
揉み手によって茶葉のかき回されている様子が垣間見えました!
この段階から、生葉の丸い形状は失われ、「揉まれている」ことを実感。
④揉捻機では、唯一熱を加えずに揉まれていきます。
平行に円形運動をしながら、茶葉内の水分を均一化していきます。
外から揉まれている様子が見通せるのと、
特徴的な機械の動線に参加者の注目が集まります。
⑤中揉機。
ガコンガコンと音を立てながら回る姿は、
まるでドラム缶が横回転しているようです。
中は見通せませんが、茶葉は仕上げに近づいていきます。
⑥精揉機では、煎茶の特徴である針状に成形していく行程です。
ちょうど筆者が見学させていただいた際は、
茶葉はまだ揉捻機にいたので、
実際に精揉されているタイミングは見られませんでした。
ただ、針状に形作っていく要である
洗濯板のような段々になっている部分(だく)が確認できました。
また、葉ざらいや回転ほうきなどの動作部位が、
茶葉の到着を待ちながら、
自動運転している様子を観察させていただきました。
⑦乾燥機を経て、荒茶が完成されます。
柏木茶園様の荒茶は、
山北町にある神奈川県農協茶業センターへ送られ、
仕上加工の後、「足柄茶」へ生まれ変わっていったり、
「秦野のお茶」として直販したり、近隣に卸しているとのことです。
参加者の方々は、見慣れない製茶機械に興味津々で、
多くの質問や感想が飛び交っておりました。
柏木様、お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました!