お茶の活動

2024 / 08 / 07  20:50

【活動報告】第8回秦野名水フェスティバル呈茶

46401_0.jpg

こんばんは。

いつも支部活動にご理解、ご協力を頂き、

誠にありがとうございます。

 

去る8/3(土)に秦野市内、秦野駅で開催された、

「第8回秦野名水フェスティバル」で、

秦野のお水で淹れた秦野の水出し茶を

試飲提供するブースを持たせていただきました。

この度、初めてお伺いするイベントでした。

 

 46403_0.jpg

秦野の会員様のご縁から、

秦野市 環境産業部 環境共生課

秦野名水担当の方からお声がけいただきました。

秦野市は、丹沢登山の窓口になっている

山々、緑豊かな県内西部エリアで、

名水の取れることから、お酒やお茶作りに活かされています。

 

LINE_ALBUM_2024.8.3秦野名水フェスティバル_240807_1.jpg 

46406_0.jpg

 

秦野駅や名水フェスティバルをご利用の、

不特定多数の方々にお声掛けをさせていただき、

2種類のお茶をお召し上がりいただきました。

煎茶と和紅茶です。

煎茶は、水出しながら、口に含んだ時の、

ふわっと広がる香りが特徴的で、

後からうま味、適度な苦みがやってきます。

和紅茶も、和紅茶らしいフレッシュさと、適度な甘みが飲みやすい印象。

 

46407_0.jpg

通りすがりの方々、お茶がお好きな方々、

名水フェスティバルの各出店ブースを巡るスタンプラリーでお越しのご家族など、

多くの方にお茶を召し上がっていただけたため、

当初、400名の試飲を想定していましたが、

1杯の提供量を調整し、最終的に680名の方に、

秦野名水、秦野のお茶を実際にご賞味いただけました。

 

お水、お茶の美味しさもさることながら、

水出しにより甘味がより引き出されていたため、

お子様方にも美味しく召し上がっていただけたことが特に印象的でした。

 

同時に、支部パンフレットと共に、

日本茶インストラクター協会の存在についてもお伝えさせていただきました。

試飲いただいた皆様、

この度、貴重な機会を下さいました秦野市役所 秦野名水担当の方々、

誠にありがとうございました!

 

今後も、神奈川県支部として、

地域に根差した日本茶の普及活動に尽力してまいります。

一方で、日本全国各地でお茶は生産されているので、

様々な美味しさや背景、多様性を楽しんでいただければとも思います。

何卒宜しくお願い致します!

 

2024 / 07 / 31  21:14

「茶じいじのひとり言」~猛暑~

「茶じいじのひとり言」~猛暑~

 こんにちは。

茶じいじです。

「降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました」

なんて書きはじめたら

四季折々、夏も悪くないねーって感じるか、

厳しい暑さの刺激で茶じいじでも

世間並みに挨拶できるようになったのかと思うか、

どちらかだろう。

 

しかし今年の猛烈な暑さは

その程度の思いでは収まりそうにない。

どの位暑いのかというと、

今月7日静岡市では

統計開始以降初めて40度に達したほど、暑い。

 

夕方から夜にかけて

「少し暑さも和らいだから買いに来たよ」

と来店されていたお客様から

「暑すぎて外に出たくないから届けてほしい」

と電話がくる位、暑い。

 

現在開催中パリ五輪の開会式では

全身を青く塗った裸の男が歌い踊るほど、暑い。

いや、熱い。

現地の気温は分からんが。

数年前に日本気象協会が発表した最高気温40度以上を「酷暑日」、

夜間の最低気温30度以上は「超熱帯夜」という、

いつ使用するのかと思った名称を何度も目にするほど、

暑い。

 

暑さを感じるのはもちろん人間だけではない。

耳にするのは30度を超えると蚊も動きが鈍くなり、

35度以上になると人をあまり刺さなくなるらしい。

暑くて動けないようだ。

確かに最近は蚊を見ない。

 

暑さは旬の味覚をも変えてしまうようだ。

サクランボや桃、りんご等の果樹栽培には大きな影響が出ている。

漁業においても海水温の上昇

偏西風の蛇行、

海流の変化など様々な要因で

魚の生息域が変化しておるそうじゃ。

 

 1000006496.jpg

 

先日口にしたのは“戻らないカツオ”。

勿論そんな呼び名はないのだが、

鮨屋を営む友人が言っていた。

今年は黒潮が例年以上に北上し、

青森沖で餌となるプランクトンが豊富にいる

暖流の渦が発生。

本来は北海道襟裳岬辺りまで行き、戻ってくるカツオが

餌の豊富なそこで今のんびりして戻らないという。

おかげで戻りカツオにはまだ早いこの7月に脂があってこってりとした

味わいを楽しむことが出来た。

 

さて、儂は猛暑を乗り切る為に

いつも数種類の冷たい飲み物を用意しておる。

定番の麦茶、そして冷茶。

開封して半端になってしまったお茶は

この時期フィルターインボトルに入れて

冷茶としてどんどん消費している。

スッキリしたい時には濃いめに作って炭酸水で割って飲む。

浅蒸しでも深蒸しでもそれぞれ風味が違って楽しめる。

 

初夏に作った梅ジュースや赤紫蘇ジュースを

炭酸水で割って飲むのも悪くない。

ある時お客様とこんな話をしていたら・・・

「赤紫蘇ジュースは牛乳で割って飲むと美味しいよ」

と衝撃的なレシピをいただいた。

試すのに躊躇したが、

飲んでみるとヨーグルトドリンクのような風味で旨い。

こんな楽しみ方があるのか!

新たな味の発見と

ナデシコのブラジル戦大逆転勝利にパワーをもらった。

 

8月3日㈯は秦野駅周辺で秦野名水フェスティバルが開催される。

そこでは秦野名水で淹れた秦野市産の緑茶と紅茶の試飲ができるそうじゃ。

新たな味の発見となるのか楽しみじゃ。

暑さと寝不足の日々は暫く続くようである。皆さんご自愛を!

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2024 / 06 / 30  02:27

「茶じいじのひとり言」~紙幣~

 「茶じいじのひとり言」~紙幣~

こんにちは。

茶じいじです。

日本銀行によると来月3日から

新しい一万円札、五千円札、千円札が

20年ぶりに発行されるという。

大きさは変わらないそうじゃ。

読み取る機械の都合もあるのだろう。

 

新紙幣には、

一万円札に渋沢栄一、

五千円札に津田梅子、

千円札に北里柴三郎が選ばれておる。

それぞれの人物については

あちらこちらで紹介されているのでここでは触れない。

 

儂はふとした時にぼやっと想像したり空想したりする。

現実逃避したいからではなく、

一種の癖みたいなものである。

新紙幣発行のニュースを耳にした時も

空想タイムが突然始まった。

お札の肖像を茶関係に絞って選考したら

どんな顔ぶれになるのだろうか。

何の権限もないが空想が止まらない。

 

茶じいじ6月1.jpg

 

先ずは傾向をみる。

儂のイメージだとお札といえば聖徳太子だったが

近年は明治以降に活躍した文化人が多く選ばれておる。

そういえば青い色調で

サイズもちょっと小さい岩倉具視の五百円札というのもあったな。

樋口一葉が女性の肖像として初めて採用された五千円札は今回、

津田梅子が継いでいるだけに、ここは女子の流れだとみる。

アファーマティブアクションのような加点を

わざわざしなくても何人か候補が浮かんでくる。

 

次に念の為、規則を確認しておく。

日本銀行のホームページによれば

 

「お札に使用される肖像の人物選定に

明確な基準があるわけではありません」

 

とある。

これは僥倖だ。基準がないのなら選びやすい。

 

思いつくままに候補を挙げてみた。

栄西、明恵上人、聖一国師といった蒔く系、

村田珠光、千利休、信長、秀吉といった茶道系、

売茶翁や蒸し製煎茶を考案した永谷宗円、

玉露を考案した山本嘉兵衛らの販売系。

更に幕末には茶輸出の先駆者、大浦慶や

以前の茶じいじでも紹介した大谷嘉兵衛らがいる。

明治以降で思いつくのは粗揉機を発明した高林謙三、

紅茶の多田元吉、

やぶきた種を選抜した杉山彦三郎といったところか。

大正では緑茶に多量のビタミンCが含まれていることを発見した

三浦政太郎と辻村みちよの二人か。

 

出揃ったところで選考に入る。

紙幅の都合上、細かい選考過程は割愛する。

そもそも儂の空想話なのでどうでもいいといえばどうでもいい話だが。

 

では発表する。

一万円札は千利休。

茶道を嗜んでいなくても

老若男女問わず知られている存在であるから。

五千円札は辻村みちよ。

ビタミンCだけでなく、緑茶中のカテキンを世界で初めて発見し、

その後もタンニンの分子構造の決定等、

緑茶の化学成分について研究し

日本初の女性農学博士になっているため。

千円札は杉山彦三郎。

現在でも多く飲まれている「やぶきた」を選抜した功績は大きい。

その立派なお髭はお札の肖像向きと考える。

今度の千円札が北里柴三郎なら、

その響きからも杉山彦三郎で決まりだな・・・

こんな事をぼーっと空想しながら儂は毎日1時間ばかり湯船につかる。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2024 / 06 / 28  18:51

【活動報告】6/22(土)-6/23(日)「かごしま百円茶屋」in 川崎アゼリア

【活動報告】6/22(土)-6/23(日)「かごしま百円茶屋」in 川崎アゼリア

こんばんは。

日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。

いつも支部活動にご理解、ご協力、応援を頂き、

誠にありがとうございます。

 

去る先週末に、川崎駅地下、川崎アゼリアにて、

「かごしま百円茶屋」が開催されました。

鹿児島県茶業会議所の方々主催で、

「かごしま茶」と鹿児島銘菓、

おもてなしの文化である「茶いっぺの心」をPR、

発信している毎年恒例のイベントです!

多くの方にかごしま茶に触れていただくことを目的に、

100円という気軽な価格でお茶とお菓子を愉しんでいただけます。

LINE_ALBUM_2024.6.22鹿児島百円茶屋(川崎アゼリア)_240628_1.jpg

 

今回は、私達神奈川県支部の会員が、

かごしま茶インストラクション運営をさせていただきました。

 

イベント初日の前日に、関東としては、

例年より2週間ほど遅い梅雨入りをやっとしたばかりでしたが、

初日は、貴重な晴れ間に恵まれ、多くの方にご来場いただき393名に。

最終日は、梅雨の雨降りでしたが、329名の方にご利用いただきました!

どうもありがとうございました。

 

LINE_ALBUM_2024.6.22鹿児島百円茶屋(川崎アゼリア)_240628_4.jpg

お客様を受付でお出迎えし、

私達が茶器とお菓子をお持ちし、淹れ方のインストラクションを行いました。

一煎目では私達のデモンストレーション、

二煎目以降は、お客様ご自身でご体験いただきました。

かごしま茶や、お菓子とお漬物と共におもてなしする「茶いっぺの心」などを、

世間話等を交えてお伝えさせていただきました。

 

42960_0.jpg

今回呈茶させていただいたのは、

昨年10月の同イベントと同じく、志布志市産のお茶でございました。

メジャー品種のやぶきたや、

鹿児島県で生産の活発な早生品種ゆたかみどりを中心に、

5品種がブレンドされた特上煎茶でした。

品種の力が合わさって厚みとうま味があり、

黄緑色の水色が目を引く絶品のお茶です。

 

LINE_ALBUM_2024.6.22鹿児島百円茶屋(川崎アゼリア)_240628_2.jpg

限られた時間ではありましたが、

色々なお話の中で、その方々に合った伝え方で、

お茶の良さを伝えさせていただきました。

 

日本茶が身近な方、あまり飲まない方、

ペットボトル派の方、急須で淹れる方、

地元川崎の方、お出かけでお立ち寄りの方、

鹿児島県に縁にある方、

お子様連れのご家族、ご夫婦、カップルさん、単身の方・・・

たくさんの方との出会いをありがとうございました。

是非、これをきっかけにお家でも日本茶に親しんでみてくださいね。

43511_0.jpg

 

日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーで、

2日間、のべ人数で、役員7名、会員15名が結集しました。

今回は、スタッフさんの集まりが良く大変助かりました。

ご都合つけていただき誠にありがとうございました。

また、鹿児島県茶業会議所の方々、志布志市役所の方々も、

大変お疲れ様でした!

 

かごしま百円茶屋は、定期的に開催されますので、

次回日程が分かりましたら、発信いたします。

また宜しくお願い致します!

 

2024 / 05 / 31  20:52

「茶じいじのひとり言」~月日~

「茶じいじのひとり言」~月日~

こんにちは。

茶じいじです。

 

年齢を重ねていくと一年一年が早く過ぎていくと感じる。

一説によると、幼少期に比べ、

壮年期、老年期になると

日々の生活に刺激が無くなるためだという。

十九世紀にはフランスの哲学者ポール・ジャネが

この現象を心理学的に説明している。

難しい事は分からんが、今日で今年の五月が終わる。

これは確かなことじゃ。やはり月日の経つのは本当に早い。

 

儂がこの「茶じいじのひとり言」を始めてから

今回で十二回目。

日本茶インストラクター協会神奈川県支部ホームページ内に

こんなものを掲載してよいのか?そもそも誰が読むのか?

ひとり言だから関係ないのか!と思いながら、

あっという間に一年が過ぎた。

そして驚く事にお目通し頂いている方々が一定数いるときいた。

ホームページの閲覧数が増えているそうじゃ。

大変有難い事である。

 

「読んでいますよ」「茶じいじを書いている人ですよね」

「誰が書いているのですか」とお声掛けもいただいている。

他にも「茶ばあばに会えましたか」「私もあの店で食事しました」

「神奈川県支部って自由ですね」など。

近頃、複数人から言われたのが

「蕎麦屋さんには行っていないのですか」

「飲食店情報がなくなりましたね」

などなど。

 

勿論、蕎麦屋に行っていなかったわけではない。

年始早々に不幸な出来事が続いたり、

儂なりに思うこともあったりで控えていたのは本当じゃ。

 

今月は毎週末お茶の縁で世田谷・目黒方面の販売イベントに参加しておった。

そのうちの一回はちょうど昼前に終わったので、やることは一つ。

目当ての蕎麦屋に向かった。

祐天寺卯月。

せいろの大盛りを注文する。

儂は初めて訪れる店ではそれをたのむことが多い。

あたりであった!五月に行っても卯月は美味かった。

 

この話を友人としていたら

「今夜は金曜だから金葉に行こう」という事に。

共に親父ギャグが止まらない壮年期真っ只中の二人。

仕方がない。

洋の東西を問わず中高年の男性は

つまらない安直なギャグやダジャレを言ってしまいがちじゃ。

英語では同様にDad Jokesというのじゃ。

 

PXL_20240524_113716197.jpg

 

金葉は戸部にある台湾料理の店である。

横浜の商店街ハンバーグNo1決定戦(ガチハンバーグ)で

金賞を受賞した金葉ハンバーグが有名である。

しかし台湾料理店であるので

儂は汁なし担々麵や焼き餃子をおすすめする。

どちらも美味い。

お店の方の対応も良いので、ついつい注文しすぎてしまった。

月日が流れ、季節が変わっても、結局儂の行動パターンは変わらないようである。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

飲食店は実在します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...