お茶の活動

2024 / 12 / 30  11:26

「茶じいじのひとり言」~逡巡~

「茶じいじのひとり言」~逡巡~

こんにちは。

茶じいじです。

 

四十年来の知友からの誘いで

2024 J.LEAGUE AWARDSを観覧してきた。

優勝したヴィッセル神戸をはじめ、

今シーズンJリーグで活躍した選手・審判・監督らの功績を

クラブの垣根を越えて称え、

受賞者を豪華ゲストと共に表彰する大変華やかな式典であった。

ベストヤングプレーヤー賞は川崎の高井選手、

最優秀選手賞は神戸の武藤選手が選出されるなど納得の結果で、

隣席の親友もとても満足気な表情だった。

しかし儂はその2時間、

平気を装っていたが心は穏やかではなかった。

儂の中では封印していた

「アワード呼称問題」がまさにその時、再燃してしまったのじゃ。

 

脳内に次々と現れる芸人たち。

「気付いちゃった、気付いちゃった、わーいわい」と、

デッカチャンが登場し

「ちっちゃい事は気にするな!それ、ワカチコ、ワカチコ」と、

ゆっていが続き

「私だけ?どーでもいいですよ」と、

だいたひかるが現れる・・・。

彼ら3人がループする。

 

会場の横浜アリーナが沸く一方で、儂の心が揺れていた。

言うべきか、伝えるべきか、やはり封印か。

 

最初は気にならなかった。

何年も気にならなかった。

なーんかしっくりこないなーと儂が感じたのは数年前。

「アワード」ではなく「アウォード」と発音するようになってから。

儂が大好きな女優ティナ・フェイが幾度か司会を務めた

ゴールデン・グローブ賞の英語表記は

Golden Globe Awardsで「アウォーズ」となり、

彼女もそのように発音していたと記憶している。

映画好きなら誰もが知るアカデミー賞は

Academy Awards、

音楽好きの方ならご存知のグラミー賞は

Grammy Awardsで何れもsが付く。

MTV Video Music Awardsもsが付く。

何故か?

表彰する賞は一つではないからだ。

例えばアカデミー賞。

作品賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめ、

「ゴジラ-1.0」が受賞した視覚効果賞と、

賞が多数あるので複数のsが付く。

中学校に入り最初の頃に習うリンゴ一つはan apple,

二つ以上の時は複数形でsが付きapplesになります!のsである。

ということはプラチナ賞、ファインプロダクト賞、審査員奨励賞、高宇政光賞と

複数の賞がある日本茶AwardもAwardsではないのか!?というもやもや。

「Jリーグアウォーズ」とMCのハリー杉山が言う度に

儂のもやもやが強くなっていった。

「日本茶アウォーズ」なのか・・・。

 

11月に開催されたTOKYO TEA PARTY 2024の会場では

流暢に英語を話すスタッフが何人もおった。

特にもやもやしている様子はなく、はきはきと笑顔で接客していた。

カタカナカタコト英語を駆使する儂には

これまで通り「アワード」の響きが心地好い。

ティナが発する「Awards」は気にならなかったが、

ハリーの「アウォーズ」は気になってしまった。

 

日本茶の輸出が伸びている。

TTPにも海外からの来場者が散見された。

烏龍茶が日本茶大賞をとった。

これから更に「日本茶アワード」は注目されるイベントとなるであろう。

国内外に情報発信をするとなると「日本茶アウォーズ」、

つまりAwardsが良いのだろうか。

デッカチャンが言っていた。

「気付いちゃった、気付いちゃった」と。

儂も気付いてしまったので、

このまま黙り続けて年越しをするのはどうなのか!

という気持ちが強くなり、悩みながらも書いてみた。

書いているうちにsのもやもやが昇華しスッキリしてきた。

だいたひかるが脳内に再び現れ私に言った。

「s付ける?どーでもいいですよ!」

 

来年はちっちゃい事も、まあまあ大きい事も気にしないようにしよう。

そう心に決めた茶じいじ、令和6年、年の暮れ。

本年もご一読いただき感謝いたします。

皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

今月も特に日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2024 / 11 / 30  23:05

「茶じいじのひとり言」~紐付~

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こんにちは。

茶じいじです

 

TOKYO TEA PARTY 2024が終了し

今年も残り1ヶ月となった。

師走になるとますます慌ただしくなりそうじゃ。

さて、12月2日以降は

原則マイナ保険証に一本化されるらしい。

マイナンバーカードと

健康保険証を紐付けする必要があるようだが、

いつ、どこで、どのようにするのか儂にはよく分からん。

マイナ保険証を持たない方には

資格確認証というのが順次交付され送られてくるらしい。

んっ!?

それならこれまで通り

保険証を送付するのと大差ないのではないか。

尿酸値は高いが

情報リテラシー他、色々な事が低い儂にはよく分からない話じゃ。

近頃はティーバッグですら紐が付いていないのに

今から何かを紐付けするとなると

ちょっとドキドキしてしまう。

 

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ティーバッグといえば

ティーバッグ(Tea Bag)か

ティーパック(Tea Pack)か、

それともティ―バック(T-Back)なのか?

この際はっきりさせたい。

 

実際にティーパックと記載され販売されている商品や、

お茶や出汁などを入れるお茶パックという商品もあるので

「ティーパック」もありかなーと思うが、

正しくは「ティーバッグ」。

 

「ティ―バック」に関しては

画像付きで詳しく説明したいのは山々だが、

文字数の制限上ここでは省く。

 

茶業界で紐付といえば

ティーバッグの話になるのは間違いないだろう。

紐付と紐無ではカップで淹れるか、

急須やステンレスボトル等で淹れるかの違いも出てくる。

そうなると審査する時は方法も変えるのか考えなくてはならないのか・・・

儂にはよく分からん。

 

不動産業界で紐付といえば

本契約に一定の条件が付いてくる契約をさすし、

鉄鋼業界なら鋼材が作られる時点で

既に販売先または納品先が決まっている事をさすそうじゃ。

 

夜の業界で紐付といえば・・・

こちらも画像付きで詳しくご紹介したいところだが

紙幅の都合上、割愛する。

国から地方自治体に交付される補助金で

自治体の裁量権が制限されたものも紐付とよんだりする。

 

運動会で少年の紅白帽に付けられたゴム紐が

たるんたるんになっているのは微笑ましい。

LEDの照明器具が普及し

オンオフがリモコンになった今、

照明器具から長く伸ばした紐はもう見ることは無い。

紐無である。

 

ティーバッグに話を戻したい。

ティーバッグを最初に考案したのはイギリス人で、

普及したのはアメリカ人だと儂は記憶している。

1900年代初頭、

日常生活にも効率と利便性が優先されたアメリカで

簡単便利、計量要らずのティーバッグが

見事にはまり急速に普及したといわれておる。

 

日本では江戸時代の水茶屋で出していたお茶に

ティ―バッグの役割をしていた物を見る事が出来る

茶の葉を茶袋に詰めて、

釜や鍋で煮出した茶を茶屋の娘がお客さんに提供しており、

そこで使用されていた茶袋は

広い意味でティーバッグといえるのではないか。

 

また、茶屋の娘は看板娘で、

その娘目当てで来店するお客さんも多く、

現在の会えるアイドルのようだったといわれている。

日本茶の普及案として

これからはガールズバーのおねえさんに

日本茶を淹れていただくのはどうだろうか。

儂にはよく分からんが。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

今月は特に日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2024 / 11 / 17  20:39

日本茶AWARD2024 及び TOKYO TEA PARTY2024についてのご報告とお知らせ

日本茶AWARD2024 及び TOKYO TEA PARTY2024についてのご報告とお知らせ

日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。

日本茶AWARD2024及び

TOKYO TEA PARTY 2024についてのご報告とお知らせです。

 

10/26(土)に、みなとみらいのBUKATSUDOにて、

日本茶の新たな価値を見出し、

多くの方に多種多様なお茶の美味しさや

香りを伝えていきたいと考える

日本茶AWARD2024の三次審査会が行われました。

 

【活動報告&審査茶の順番】10/26(土)日本茶AWARD2024三次審査 in みなとみらい

 

三次審査会では、562点の出品茶の中から

一次審査、二次審査を経て選ばれた「プラチナ賞」受賞茶20点を、

一般消費者の皆様に順に飲んでいただきました。

その中から1点を「マイ・ベスト・ティー」として投票して頂きました。

 

当日、お召し上がりいただきました20点のお茶の順番が下記URLの

日本茶AWARD公式ホームページにて公開されていますので、ご確認ください。

https://nihoncha-award.jp/archives/2435

 

得票数1位、2位である日本茶大賞、日本茶準大賞は、

11/23(土)-11/24(日)、代官山T-SITEにて行われる

TOKYO TEA PARTY2024内の表彰式(23日)で発表されます。

詳細は下記URLをご参照ください。

https://nihoncha-award.jp/archives/2294

 

以上、宜しくお願い致します。

2024 / 10 / 31  01:21

「茶じいじのひとり言」~音楽~

「茶じいじのひとり言」~音楽~

こんにちは。

茶じいじです。

 

10月もあと数日となり、ようやく秋めいてきた。

米不足だと騒いだ夏も終わり、新米が店頭に並んでいる。

ちょっと高いけどね。

日米のプロ野球も佳境に入り、連日の盛り上がり。

まさにスポーツの秋である。

 

各地で美術展、音楽会、日本茶イベントなどが目白押し。

芸術の秋でもある。

 

儂は一年中食欲があるので、

食欲の秋という季節を限定された言葉が馴染めない。

 

むしろ音楽の秋、雀士の亜樹の方がしっくりくる。

「雀士の亜樹」とは文字通り鎌倉市出身の競技用麻雀のプロ雀士、

二階堂亜樹さんのことじゃ。姉の二階堂瑠美さんもプロ雀士である。

ちなみに儂は買い物にジョイナスへ行くことが多いが、

手順と手役の美しさ、

感情が表に出る瑠美姉さんが麻雀では好みである。

 

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閑話休題、「音楽の秋」について。

なぜ、音楽の秋なのか。

それは気温と湿度が関係しておる。

バイオリンやピアノをはじめ楽器の多くに木材が使われている。

木材は湿度に影響を受けやすい。

高温多湿の夏は膨張し、逆に冬は収縮し弦の張りに影響を及ぼす。

その為、気温も湿度も比較的安定している秋に音楽会が

頻繁に開かれ「音楽の秋」になったと聞いた事がある。

 

中学時代の合唱コンクールでは、

歌声のすばらしさに音楽教員から

早々に指揮者を命じられた儂。

茶じいじとして、その封印された歌声を披露するのは

「静岡ちゃっきり節日本一全国大会」だと勝手に決めておる。

今年は三島で第34回が開催済みの為、エントリーは間に合わない。

記念すべき100回大会に向けて

ボイストレーニングをするべきか考えることとする。

「ちゃっきり節」は1927年(昭和2)に

静岡電気鉄道(現在の静岡鉄道)が開設した

遊園地とその沿線を紹介する曲だった。

北原白秋が作詞していることもあり、

伝統的な駿河民謡と思われることもあるが

今でいうCMソングの草分けである。

その誕生秘話や歴史については

静鉄グループのホームページに詳しい。

 

ちゃっきり節以外にも茶にまつわる音楽はある。

もっとも有名なのは

「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・♪」ではじまる

1912年(明治45年)発表の文部省唱歌の「茶摘み」であろう。

他には・・・と家の棚を覗いてみると、

茶の成分カテキンを歌にしたブリーフ&トランクスの「カテキン」や

茂木雅世の「おいしいお茶のいれかたのうた」のCDがあった。

久々に聴いてみる。懐かしい・・・。

 

今年で10回目を迎える日本茶AWARDにはテーマソングが誕生した。

制作を担当したのは日本茶を愛するミュージシャン、Chiakiさん。

タイトルは「My Favorite Japan」。

11月23日、24日、代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催される

日本茶AWARD TOKYO TEA PARTY 2024の会場で購入できると聞いておる。

 

特記

上記で記載した曲は全てYouTubeで視聴できるのじゃ。

カセットテープやMDで音楽を聴いていた頃では想像もつかないことである。

動画も同様じゃ。

ビデオテープやDVDではなく、

ほとんどのコンテンツは動画配信サービスで視聴できる。

便利な時代になったものだとつくづく思う。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。

 

2024 / 10 / 16  22:11

【活動報告】10/11(金)川崎競馬協賛レース&緑茶嗜好調査

【活動報告】10/11(金)川崎競馬協賛レース&緑茶嗜好調査

こんばんは。

日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。

支部活動にご理解、ご協力、応援をいただき、

いつもありがとうございます。

10月に入り、厳しかった残暑がやっと落ち着きましたね💦

 

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去る10/11(金)に、支部活動として川崎競馬場にお邪魔しました。

レース観覧の方に向けて、日本茶の嗜好調査並びに、

当協会、支部の情報発信をさせていただくことが主目的です。

昨年初めて実施したイベントでしたが、ご好評を頂き、

この度は、1か月早い実施となりました。

また、メインレースへの協賛もさせていただきました。

  

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来場者入口付近のホワイエにて、

来場者の方々に対し、3種類の緑茶を飲み比べしていただき、

一番お好みの一種に投票いただきました。

今回は、開場時間である14時から手早く試飲ブースを展開できたことで、

来場のピークタイムで多くの方にお茶を召し上がっていただけました。

 

ご用意した緑茶は、昨年と同じもので、

浅蒸し煎茶、深蒸し煎茶、釜炒り茶と、

製法や産地の異なる3種類をセレクト。

浅蒸しの淡い水色、深蒸しの濃緑色、釜炒りの赤み、

まず、色彩から違いが感じられるようにしました。

 

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それぞれを水出し仕込みでご用意しました。

今回は、比較的飲み応えのある深蒸し煎茶に、

やや票の偏った印象がありましたが、

淡いうま味、滋味の浅蒸し煎茶の底力、

香りが爽やかで、フルーティな釜炒り茶も善戦しました。

合計202名の方から投票にご協力いただきました!

誠にありがとうございました。

投票のご協力いただいた方へ、支部パンフレットを添えて、

緑茶ティーバッグをプレゼントいたしました。

少しでも、皆様にとって日本茶が身近になりますように。

 

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17時過ぎに試飲ブースを撤去し、

協賛させていただいたメインレースなどを、

当イベント参加スタッフと観覧しました。

レース名「おいしくお茶を飲みま賞」です!!

 

レース直前に、競馬場の巨大なオーロラビジョンに、

神奈川県支部PR動画を放映していただきました。

また、ジョッキーの方への副賞や、

観覧者の方向けのXキャンペーン用として、

お茶のご用意を致しました。

今回の嗜好調査イベントと合わせて、

ふと日本茶を意識していただける瞬間が増えれば幸いです。

レースも盛況のうちに幕引きとなりました。

 

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イベントへご参加の来場者の方々、

昨年に引き続き、

私どもを受け入れてくださった川崎競馬組合のご担当者様、

当日スタッフとして集まってくださったインストラクターさん、

誠にありがとうございました!

また、宜しくお願い致します。

 

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