お茶の活動
【活動報告】5/18(土)支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、
誠にありがとうございます。
5/18(土)、5月の新茶期のイベントとして、
支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」を横浜市内で開催しました!
都筑区センター北駅最寄りの、多目的スペース・First Moveさん。
オシャレながら暖かみがあり、
カフェのようにも使わせていただける雰囲気です。
First Moveには、「はじめの一歩」という意味があります。
今回、一般の方々に日本茶を良さを知っていただく機会、きっかけとして、
気軽なお茶会にできればということで、支部「カフェ」と命名。
また、会員の皆様にとっては、
コロナ禍明け数年ぶりの支部主催の会ということで、
気持ち新たに、日本茶の啓蒙活動に身を投じていただきたい想いもありました。
そういうわけで、会場名であるFirst Moveという言葉に、
とてもご縁を感じました。
受付では、ウェルカムティーと共にお出迎え。
ハワイ産の水出し緑茶です!
ハワイでも茶園で緑茶が作られているんです。びっくりですよね!
入場料500円で4ブース約10種の日本茶が楽しめ、
追加料金それぞれ500円で、
特別茶席として、玉露席、抹茶席にもご参加いただける体系です。
各日本茶の紹介パンフレットをお渡し。
お客様に一覧していただきやすいマップ仕立てにしました!
受付の目の前に設置したのが、「お楽しみ茶席」です。
こちらでは、約4種のお茶を、
冷茶や、急須でのインストラクションを交えた温かいお茶でご用意。
茨城県猿島産の和紅茶や、
浅煎り棒ほうじ茶など、香り豊かなものから、
走りの新茶で有名な種子島産の浅蒸し煎茶、
5月初旬に研修でお世話になった柏木茶園様の煎茶などが登場。
お話を交えながら、それぞれの茶種を味わうお客様と、
スタッフとして楽しい空気づくりをする会員の皆様が印象的な茶席でした。
明るい窓際で、ゆったりとお掛けいただけていた印象の茶席が
「新茶さえみどり」のコーナー。
冴えた緑の水色と、渋味が少ない人気品種茶です。
また、新茶につき、よりフレッシュな香りも楽しめるとあって、
当会のテーマも冠していると言えるお茶でございました!
多くインストラクションの場を経験してきた会員の方が当茶席を担当。
安定感と気さくなトークが光っておりました🌟
新茶さえみどり茶席の隣で、また異彩を放っていたのが、
「釜炒り茶」コーナーです。
九州地方で希少な、伝統的な釜炒り製法の緑茶ですが、
熊本県産と宮崎県産のものをそれぞれご用意。
宮崎県産のは、清らかに澄んだ水色と、すっきりと爽やかな味わいが、
熊本県産のは、炒り時間を長めにしたことによる、
やや赤みがかった色合いと、コクの感じられる香ばしさが特徴的。
同じ釜炒り茶でも、違いを感じていただきやすい
2種の存在感の大きさを感じました。
上記茶席とは別に、カウンターにて、小休止いただけるように、
水出し茶2種も展開しておりました。
深煎り焙煎でパンチの利いた味わいのほうじ茶と、
うま味たっぷり良質な足柄茶の煎茶です👍
こちらのコーナーは、全茶席を裏から支えてくださった、
水屋スタッフがサポートしてくださいました。
水屋スタッフは、お茶を淹れるために必要な水や湯の補充、
各種洗い物を通して、円滑な茶席運営に貢献くださいました。
良質な日本茶を、それ単体で楽しむのも勿論、一興ですが、
お茶菓子があっても、よりお茶が楽しめますよね!
お茶のお供に、「横濱ハーバーミニ」をご用意しました。
横浜と言えば、の風格を持った、身近なお菓子ですね。
洋菓子風の焼き菓子の味わいと、和風のくり餡が相まって、
どんなお茶にもマッチする、和洋折衷の懐の深い美味しさです。
追加料金の特別茶席も賑わっておりました!
まずは、「玉露」席です。
少量の水量で抽出し、
濃いお出汁のような一滴を愉しむ「すすり茶」方式。
初夏の暑さに、涼をもたらす琥珀糖と共に、飲むお茶として、
その後は、岩塩やポン酢と共に、食べるお茶として、
茶殻も美味しく召し上がっていただきました。
良質で柔らかい新芽の部分を
存分に使って作られる玉露だからこそ出来る贅沢な頂き方。
特に、今回は、伝統農法で生産される八女伝統本玉露が大活躍。
もう1つの特別茶席が、「抹茶」席です。
通常は畳で行う茶道ですが、テーブルにお道具をセットし、
お客様にはゆったりと椅子にかけていただきながら、
抹茶と季節のねりきりを愉しんでいただきました。
季節のねりきりは、バラをご用意しました。
バラは、横浜市の花にして、春バラはちょうど今が季節です。
明治時代以降、横浜港の開港と共に、
多くの西洋バラが日本に入ってきたと言われています。
洋風なイメージが強いバラですが、
まさに、西洋の窓口になっていた横浜の歴史を窺わせる、
横浜らしい花と言えますね。
抹茶は、味の厚みとうま味、適度な渋味のバランスが取れた合組(ブレンド)ものと、
軽い飲み口と、鮮やかな色が引き立つ、おくみどり単一品種のものとを、
お客様に選んでいただき、
それを点てさせていただきました。
お作法が、、ハードルが、、と抹茶席にお越しのお客様は、
他の茶席に比べて、何となく身構えてしまう方が多かった印象ですが、
その中でも、お話を交えて少しでも気軽に感じていただけるように努めた席主です。
いかがだったでしょうか。
ご来場くださったお客様、会員の皆様、誠にありがとうございました。
当日、アンケートにご協力くださった方にも、
重ねて感謝申し上げます。
今後の活動に活かせますように、ご意見、ご感想など、
お寄せいただけたら幸いです。
また、ご来場いただけなかった方にも、
少しでも当日の雰囲気が伝わっていれば幸いです。
実は、今回、テレビ神奈川様の、
「猫のひたいほどワイド」の撮影、取材が入りました!
5/23(木)放送回で、当会の模様がテレビで映ります。
是非、ご覧ください!
では、どうもありがとうございました!!
【活動報告】5/4(土)「茶摘み&製茶工場見学」
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、
誠にありがとうございます。
去る5/4(土)、GW期間後半、また、ご多忙な新茶期に、
秦野市内、柏木茶園様のご厚意のもと、
「茶摘み&製茶工場見学」の研修会を開催いたしました。
受け入れいただき、誠にありがとうございました!
今年は、終日快晴に恵まれただけではなく、
昨年より4名多い、総勢22名の参加者となりました!
会員の皆様、どうもありがとうございました。
午前中は茶摘み。
茶摘み研修の場所となったのは、昨年とは異なる茶畑。
2022年3月に品種登録されたばかりで、
柏木様も現地実証試験や生育観察等にご協力なさった
「かなえまる」の圃場でした。
特にうま味を持っていると言われる、
1つの新芽と、その周辺2枚の新葉からなる「一芯二葉」を、
丁寧に手摘みしてまいります。
乗用型摘採機が入れそうな平坦な畑でしたが、
畝間にまかれている雑草除けの敷き草に足を取られたり、
新植から数年のため、まだ背の低い茶の木に対して、
腰をかがめ、膝をつきながらの茶摘みに苦戦する場面も。
真剣な面持ちで茶摘みに当たる方、
充実と笑顔でお茶に向き合っている方など、皆さんの表情は様々。
終盤には、可搬型摘採機の体験もさせていただけました。
機械収穫の効率性と、操作の難しさを共に痛感することとなりましたが、
とても貴重な経験となりましたね。
日本茶インストラクター、アドバイザーとして学んだことを、
実際の茶の木を通して、
目で見て、肌で感じることで落とし込みすることが出来ました。
午後からは、荒茶の製造現場見学を、
2班に分かれて、させていただきました!
あと誕生から約半世紀の、歴史ある製茶工場です。
生葉が蒸機を通った後の青臭が立ち込め、
粗揉機から精揉機にかけて揉まれていく際の機械音が響き、
製茶工場の臨場感あふれる独特な空間が広がっておりました。
柏木様が、未完成の茶葉を取り出して、
生葉からの変化や、完成品との差を分かりやすく伝えてくださいました。
それに対し、参加者は興味津々に、目を丸くして拝見しておりました。
見慣れない製茶機械の数々に、
多くの質問、感想が飛び交いました。
実際の生産現場だからこそ、
疑問の晴れる有意義な見学会となりました。
今後、多くの方に日本茶を発信していくにあたり、
今回の研修会で、実際に見た風景や感じたことが、
大きな一助になると良いですね。
改めて、柏木様、お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました!
昨年の当事業の活動報告も合わせて、ご覧ください。
「茶摘み」、「製茶工場」、「かなえまる」と、
3ブロックに分けてより詳細な内容になっております!
【活動報告】2023年5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」
また、5/18(土)、横浜市内センター北駅最寄りの貸しスペースにて、
カジュアルなお茶会「支部カフェ2024」が控えております。
沢山の方のご来場をお待ちしております!
【イベント告知】支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」
5/18(土)支部カフェ 2024「新茶の季節を愉しもう!」
先日、呈茶スタッフの募集についてお知らせしました
支部カフェ
お客様として参加しませんか。
開催時間内の出入り自由、
予約不要(※抹茶・
カジュアルなお茶会ですので、
他支部の会員の方、
お気軽にご参加ください。
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・日時:2024 年 5 月 18 日(土)
・場所:First Move
横浜市都筑区中川中央 1-21-7
横浜市営地下鉄ブルーライ
センター北駅より徒歩 3 分
・開催時間:10:30〜16:30(入場は16:00まで)
※混雑時は入場をお待ちいただく場合があります。
・茶席の種類
1.抹茶
2.玉露
3.新茶さえみどり
4.釜炒り茶
5.お楽しみ(煎茶、紅茶など)
6.ウェルカムティー(ハワイ産の緑茶)・水出し茶各種
・料金:500円
3.〜6.のお茶が自由に楽しめます(お菓子付)
※同伴の子ども(小学生まで)
2人目以降は1人100円。
1.抹茶席、2.玉露席に参加希望の方は別途、
各席500円をお
【抹茶席の時間】
10:45〜、11:15〜、11:45〜、13:30〜、14
【玉露席の時間】
11:00〜、11:30〜、12:00〜、12:30〜、14
※各回の定員は抹茶席4名、玉露席4名です。
※事前予約は受け付けません。
当日、会場に直接お越しください。
【活動報告】4/29(月祝)「みんなでスポーツ祭り 体験抹茶席」
こんばんは。
日本茶インストラクター協会神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動にご理解、ご協力を頂きまして、
誠にありがとうございます。
新年度に入って最初の支部事業が4月末にございました。
昨年に引き続き、
4/29(月祝)、逗子市立体育館(逗子アリーナ)、
「みんなでスポーツ祭り」の一角で、
抹茶を点てる体験席を設けさせていだだきました。
当日、天候は曇りで持っていたものの、強風のため、
当初ご用意いただいていた体験エリアを、
テラス席から室内奥側にご変更いただきました。
体験スペースは5ブース用意しました。
抹茶を淹れたことがない方やお子様でも、
とても上手に茶筅を使って嬉しそうにされていたのが印象でした。
また、そのお子様を中心に、
親子で、また大人の方も体験していただけました。
体育館メインアリーナの催しの入れ替え時間に、
お客様の出入りがあるため、
そのタイミングで当イベントをアピールすることで、
ご自身の出し物が終わってからお越しいただくなどの動線がありました。
抹茶のお供に販売した柏餅もとても好評で、
去年よりもたくさん用意したにも関わらず昼過ぎには完売しました。
目標の体験者数100名を達成でき、
その後は体験スペースを3か所に集約。
とても充実したイベントとなりました。
お声がけくださった逗子市スポーツ協会の方々、
ご来場の方々、イベント運営に携わってくださった会員の皆様、
誠にありがとうございました!
「茶じいじのひとり言」~疑問~
こんにちは。
茶じいじです。
桜の見頃もあっという間に終わった。
なんでだろう。
満開で綺麗だな~、
そろそろ花見でもと思うと必ず荒天になり散っていく。
なんでだろう。
儂の卒業した小学校の桜がぶった切られていた。
なんでだろう。
値上げラッシュの中なのに、
春の味覚ホタルイカが超手頃な値段で出回っておる。
気になったので調べてみると、
富山では“爆湧き”といわれるほど記録的豊漁が続いているそうじゃ。
もしかしたら今年は、
日本一の漁獲量を誇る兵庫を抜くかもしれないのではと思う。
儂はそれの目を取り除いていただく。
加工品向けには目玉が口の中に残るのはよろしくないので、
専用の目玉除去装置があるそうじゃ。
なんでだろう。
静岡で県内物がほぼ無いのに、
昨年の4月13日より1日前の今月12日に新茶初取引を行ったのは。
去年は約1,400kg、今年は約50kgだと聞いている。
なんでだろう。
川崎フロンターレが得点を奪えず勝利できなくなったのは。
なんでだろう。
地球環境にやさしいと言いながら森林伐採し、
太陽光パネルを設置しているのは。
里山の風景が変わっている。
パネル破損にともなう
下流域への土壌や水質汚染の心配はないのだろうか。
なんでだろう。
塩分控えめにしているのに儂の血圧が下がらないのは。
なんでだろう。
シウマイ弁当のご飯は冷えていても美味しいのは。
なんでだろう。
危険な香りがする人をみつけても
「川崎だから・・・」で済んでしまうのは。
なんでだろう。
なぜだ、なんでだろう。
いくら考えても答えが出ない事だけは分かっている。
どこかの知事が職員に言っていた。
「野菜を売ったり、牛の世話をしたりとかと違い、
基本的に皆さんは頭脳、知性の高い人たち」と。
この発言をベースに考えると、
毎日茶を売ったりしているから
基本的に儂は頭脳、知性の低い人となる。
だから答えが出ない。
儂に限れば本当の事だから仕方ないか・・・。
念の為断っておくが、
発言を肯定しているわけではない。
そしてもう1つ。
儂は赤や青のジャージを着て、
ギターを弾いて手足を動かしていない。
これだけは皆さんに知って頂きたい。
後記
桜の香りを感じる狭山市産の品種茶おくはるかを初めて飲んだ。
来歴を見ると♀埼玉20号♂埼玉7号とある。
まさに飲んで埼玉!
なお、冒頭の茶の木の写真は、
先月と掲載したのと同じところで、
4月15日に撮影した「さえみどり」じゃ。
成長が分かるのう。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。