お茶の活動
「茶じいじのひとり言」~審判~
こんにちは。
茶じいじです。
お笑い好きな人ならご存知だろうが
吉住という女性ピン芸人がいる。
彼女のネタの中で儂がお気に入りなのが「女審判」である。
吉住が演じる女審判は彼氏とのデートに遅れてしまう。
そこでのひとこと。
「(間に合わせるために)同点のホームランをファウルにしようとした」
こんなアメリカの医療データを耳にしたことがある。
「外科医が自身の誕生日に
手術を行うと誕生日以外の日に手術を行った時よりも
患者の死亡率が僅かではあるが上がる」
というもの。
その後のバースデイパーティーが気になるのか
注意散漫になり
パフォーマンスが変わるからではないかと言われている。
彼氏とのデートや誕生日会があったのか知らんけど、
今回のパリ五輪における審判は酷かった。
柔道では審判が
一旦試合を止める「マテ!」の声を掛けた後も技を解かず、
引続き絞めていた選手を注意する事も無く、
そのまま一本勝ちにしたのじゃ。
女子ケイリンでは残り1周を知らせるドラを鳴らし忘れ、
選手達は無駄にペダルをこぎ続けなくてはならなかったのじゃ。
ありえない誤審、不手際である。
先日、儂が観戦に行ったJリーグの試合でも
主審の判定に首を傾げた。
2人の退場者が出たことで
11人対9人での試合となってしまった。
こうなると緊張感のある試合にはならない。
贔屓のチームが圧倒的に有利の状態であったが
楽しむことは出来なかった。
試合に集中できず関係ない話をする儂。
「審判って英語にするとreferee と umpire になるけど、
この違いって知っている?
レフリーは選手の動きに合わせて審判も動いて判断する。
審判位置が決まっていない。
サッカー、ボクシング、バスケットボールやラグビーなど。
アンパイヤは審判位置が決まっていて判断する。
野球、テニス、バドミントン、卓球など。」
どうでもいい事を常々言っている儂でも、
時には襟を正して真摯に茶の審査に取り組む時もある。
スポーツの審判同様に茶の審査や鑑定を行う時は
公平に正確に行わなければならない。
照度600ルクス以上の安定した明るい環境下で見なくてはならない。
領空や領海の侵犯をしてはならない。
来月は記帳点検に行かなくてはならない。
官能評価なので迷っても
ビデオアシスタントレフリーに頼ることはできない。
もうちょっと尿酸値を下げなくてはならない。
様々な思いを抱きながら送られてきた品種茶
「せいめい(ふうしゅん x さえみどり)」をいただいた。
特記
時代と共にスポーツのルールは変わる。
物事の審査基準も変わる。
この夏、大洗に行った際に出逢った二宮金次郎像。
座っている。
歩きスマホを注意する流れをくんで、コンプライアンス違反に
ならぬよう座っているらしい。
勤勉の象徴であった立像が座像になったことに
「指導」を出すのか「一本」なのか、パリ五輪の柔道審判に聴いてみたい。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。