お茶の活動

2026 / 04 / 30  23:50

「茶じいじのひとり言」~卯月~

「茶じいじのひとり言」~卯月~

こんにちは。

茶じいじです。

 

今更書くほどでもないことだが、

茶畑で摘み取った生葉を、

蒸して揉んで乾かすと煎茶が出来上る。

飲んで食べて寝るだけだと、

儂のような夢と希望と脂肪を抱くフォルムが出来上る。

 

静岡に行っていた。

勿論フォルム維持の為ではなく、

蒸して揉んで乾かす方で訪れていた。

製茶工程のほとんどが

機械を動かすので当然重油をたくさん使う。

産地で耳にしたのは

その確保と価格についてであった。

 

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高市総理は中東情勢の影響を語る中で

 

「シーズンを迎える緑茶の製造に必要な重油の…(中略)…… 

 供給などについて懸念の声を聞いている」

 

とし、後日

 

「一番茶のシーズンを迎える緑茶について事業者への重油の供給が決まった」

 

言及した。

 

二番茶作りまで完全に確保出来るのか不透明ながらも

一番茶作りは大丈夫のようである。

 

静岡茶市場の入口にも案内が掲示されておった。

問題はその価格である。

儂が生産家から話を聞いた限りではあるが、

昨秋は重油が1リットル 100円程度であったのに、 

それが150円、そして200円に迫る勢いだという。

細かい数字はともかく、

荒茶1kgを作るのに重油は1リットル必要である。

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原料となる生葉の品質を高めるためにも、

畑には肥料も必要である。 

肥料の価格も高騰している。

被覆をする茶畑にはより多くの肥料が要る。

 

抹茶バブルと言われている一方で煎茶は厳しい状況である。

抹茶の現状、そして茶価高騰についてはまたの機会としたい。

 

新茶同様、静岡で春の風物詩といえば

由比の桜エビではないか。

不漁が続き高値が続く桜えびだが、

ここ数年の資源保護を目的に自主規制を行った結果、

いくらか戻ってきたそうじゃ。

しかしここでも中東情勢の影響が出ていると聞いた。

漁に出る船の燃料「軽油」が不足しているとのことじゃ。

何事もどこかでつながっているのである。

 

三島広小路の「桜家」から

由比の「くらさわや」を経由して静岡市中へ。

その後「戸隠そば」を入れて

茶産地へという行程は、

時間的制約と血液検査改善を目的に今回自主規制を行った。

当然5月13日(日)をもって閉店する

炭焼きレストランさわやか新静岡セノバ店も

儂の自主規制対象となった。

余談ではあるが、

茶ばあばは「さわやか静岡池田店」を利用しているそうじゃ。

 

今年の新茶はどうなるのだろうか。

仕上がりは今のところ良いとみている。

あとは価格との折り合いではなかろうか。

煎茶を揉むのは今年までで、

設備が完成する来年には

碾茶だけにするという生産家グループもいる。

様々な事が絡んでの茶価高騰ではあるが、

それが原因でお茶離れが起きる事のないよう願っている。

 

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは

一切関係ありません。