お茶の活動

2025 / 11 / 26  01:36

「茶じいじのひとり言」~百年~

「茶じいじのひとり言」~百年~

こんにちは。

茶じいじです。

 

今月は公私にわたり東京へ行くことが多かった。

仕事で大変お世話になっている方のお嬢さんが

リサイタルを開くというので成城学園へ。

販売イベントで三軒茶屋や学芸大学へ。

とある試験で品川に。

その後も築地に両国、

さらに月末は、

TokyoTeaParty2025で代官山に行くことが確定しておる。

 

出先で目に付くのは100年の文字。

これを書いている現在、

東京では節目の100周年となる記念すべき

デフリンピック競技大会が開催されている。

月初、都内の駅では山手線環状運転100周年という

鮮やかなポスターに目がいった。

最初から丸くなっていなかったのね。

世田谷で購入したドレッシングには

世田谷線開通100周年のシールが貼られていた。

 

そういえば日本相撲協会も設立100周年になると

放送開始からこれまた100年を迎えたNHKラジオが紹介していた。

今年は関東大震災後の復興作物として栽培が開始された

足柄茶も100周年だと

神奈川の日本茶インストラクターさんや

日本茶アドバイザーさんならご存知じゃろう。

 

東京へ行くことが多かった。

つまりは蕎麦屋に行くことも多かった。

午前中に販売イベントを終えた帰り道、

学芸大学駅西口に「そば」と

平仮名2文字のみの看板を発見。

潔い。

学の浅い儂でも読める安心感と空腹感。

入るしかない。

11時30分開店。

固く閉ざされた扉が開くのを待った。

あと約10分か…

ついに扉が開いた!と同時に愕然とした。

 

そこには笑顔で「いらっしゃいましー」と出迎えてくれる

おねーさんがいると勝手に思い込んでいたが、

儂の意に反してそこには急階段が待っていた。

儂の右にはイベントで使用した

備品や残りの商品が入った大きなスーツケース。

先日、さわやか静岡池田店の入店番号1番の写真を送ってきた

茶ばあばに対抗したわけではないが

開店前から先頭で待っていた儂。

背後には6~7人は並んでいた。

すぐ後ろの人は早くから察していただろう。

何分後かに起こる儂の悲劇が。

 

シャーデンフロイデ。

 

「この人、あんな大きなスーツケースを持っているけど、

 どーすんのだろー」

 

アイネ・クライネ・ナハトムジーク。

イッヒ・マッヘ・アイネ・フリーゲ。

この間ほんの数秒。

なぜか頭をよぎるドイツ語。

引くに引けない系の店だったのか…

 

今春に行ったチェーン店の小木曾製粉所清水駅前店も

エスカレーターやエレベーター等が無い、

階段のみで2階に上がる、引くに引けない系であった。

その時も右には大きなスーツケース。

それでも蕎麦のために、

いや、儂の胃の存立危機事態を

早急に回避するためにスーツケースと共に

2階へ行くのである。

撤退、撤回などありえない。

 

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簡単に手に入れたものは簡単に失われると言うが、

苦労して口に運んだ蕎麦は素直に旨かった。

新蕎麦の季節である。

贈り物で頂いた新蕎麦、関内のいつもの蕎麦、

そして学芸大学の引くに引けない系。

何れも旨かった。

 

お腹も心も満足し、

駅のホームで他の100周年を検索してみた。

身近な物では雪印メグミルクが創業100周年、

キューピーマヨネーズが発売100周年だと分かった。

久しく口にしていない「やまかい」が急に飲みたくなった。

 

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特記

先月お伝えしていた紛失中の桃色ドアを出先で発見。

大切なものは近くにあったりするという事なのか。

 

追記

ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、

日本茶インストラクター協会及び、

日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは

一切関係ありません。