お茶の活動
【活動報告】5/4(土)「茶摘み&製茶工場見学」
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、
誠にありがとうございます。
去る5/4(土)、GW期間後半、また、ご多忙な新茶期に、
秦野市内、柏木茶園様のご厚意のもと、
「茶摘み&製茶工場見学」の研修会を開催いたしました。
受け入れいただき、誠にありがとうございました!
今年は、終日快晴に恵まれただけではなく、
昨年より4名多い、総勢22名の参加者となりました!
会員の皆様、どうもありがとうございました。
午前中は茶摘み。
茶摘み研修の場所となったのは、昨年とは異なる茶畑。
2022年3月に品種登録されたばかりで、
柏木様も現地実証試験や生育観察等にご協力なさった
「かなえまる」の圃場でした。
特にうま味を持っていると言われる、
1つの新芽と、その周辺2枚の新葉からなる「一芯二葉」を、
丁寧に手摘みしてまいります。
乗用型摘採機が入れそうな平坦な畑でしたが、
畝間にまかれている雑草除けの敷き草に足を取られたり、
新植から数年のため、まだ背の低い茶の木に対して、
腰をかがめ、膝をつきながらの茶摘みに苦戦する場面も。
真剣な面持ちで茶摘みに当たる方、
充実と笑顔でお茶に向き合っている方など、皆さんの表情は様々。
終盤には、可搬型摘採機の体験もさせていただけました。
機械収穫の効率性と、操作の難しさを共に痛感することとなりましたが、
とても貴重な経験となりましたね。
日本茶インストラクター、アドバイザーとして学んだことを、
実際の茶の木を通して、
目で見て、肌で感じることで落とし込みすることが出来ました。
午後からは、荒茶の製造現場見学を、
2班に分かれて、させていただきました!
あと誕生から約半世紀の、歴史ある製茶工場です。
生葉が蒸機を通った後の青臭が立ち込め、
粗揉機から精揉機にかけて揉まれていく際の機械音が響き、
製茶工場の臨場感あふれる独特な空間が広がっておりました。
柏木様が、未完成の茶葉を取り出して、
生葉からの変化や、完成品との差を分かりやすく伝えてくださいました。
それに対し、参加者は興味津々に、目を丸くして拝見しておりました。
見慣れない製茶機械の数々に、
多くの質問、感想が飛び交いました。
実際の生産現場だからこそ、
疑問の晴れる有意義な見学会となりました。
今後、多くの方に日本茶を発信していくにあたり、
今回の研修会で、実際に見た風景や感じたことが、
大きな一助になると良いですね。
改めて、柏木様、お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました!
昨年の当事業の活動報告も合わせて、ご覧ください。
「茶摘み」、「製茶工場」、「かなえまる」と、
3ブロックに分けてより詳細な内容になっております!
【活動報告】2023年5/6(土)新品種「かなえまる・茶畑見学」
また、5/18(土)、横浜市内センター北駅最寄りの貸しスペースにて、
カジュアルなお茶会「支部カフェ2024」が控えております。
沢山の方のご来場をお待ちしております!