お茶の活動
「茶じいじのひとり言」~替玉~

こんにちは。
茶じいじです。
厳しい暑さが毎日続いておる。
この暑さと二番茶相場には本当に閉口する。
倦怠期の熟年夫婦のように
口を閉ざしたくなるほどの
気温と高値といえるだろう。
儂は若い頃に添乗員とホテルマンをしておった。
その当時の事が急に思い起こされる。
二人連れの関係性を見極めるのに
会話の様子を伺っていた。
食事の時やちょっとした待ち時間に
会話は弾んでいるか。
その質と量からある程度判断が付いたが
クレームのこないように
奥様に見えても、見えなくても
「お連れ様」とお声掛けしておった。
あくまで儂の感覚だが
会話が少ない二人連れはご夫婦率が高かった。
更に見極めるポイントとしては・・・
そんな事はまあよい。
とにかく暑いのじゃ。
儂のお連れ様ではなく、
連れ添いが不意に言ってきた。
「エアコンを発明した人は本当に偉い!
無かったら大変なことになっていた。
誰なのだろう?」
江戸時代に永谷宗円が
煎茶の製法を発明し、
明治時代に粗揉機を発明したのは
高林謙三だと知っていても
エアコンは誰が発明したのか・・・?
今はとても便利な時代である。
検索すればあらかたの事は知れる。
最初の電気式エアコンを1902年に発明したのは
アメリカの技術者ウィリス・キャリア
(Willis Carrier)だと
AIさんが教えてくれた。
ウィルス保有者を意味する
ウィルスキャリア(virus carrier)と
響きが似ているので忘れる事はないだろう。
森茂(モリ シゲル)、織田真理(オダ マリ)と
出会った喜びに近いのか・・・
そんな事はまあよい。
とにかく暑いのじゃ。
ウィリス・キャリアさんに
深く感謝しながら仕事に出る。
一年中蕎麦を愛食する儂だが
高温のこの時期はそれに加えて
様々な麺類が加わる。
ここ最近では
「つるとんたん」のちゃんぽんうどん、
豚肉の塩漬け(スーチカー)が入った
「やーじぐゎー」の沖縄そば、
「一風堂」の白丸と気付けば
九州・沖縄方面の味ばかりを食べている。
ここで気を付けなくてはならないのが
麺の量である。
つるとんたんでは強気に
3玉をオーダーしたものの後半に苦しくなり、
やーじぐゎーでは
その経験から控えめに普通盛りを頼んだが、
食べ進めるにつれて
やっぱり大盛りにしておけばよかったなーとなった。
その日のコンディションによるところが多いが、
定まらない食欲。
その食欲を調整するのに最適なのが
豚骨ラーメンである。
麺類ではないが回転寿司も
一皿一皿で調整が効くので有難い。
かかりつけ医に言わせると
調整せずに腹八分目が良いという。
豚骨ラーメンは麺を食べた後に
麺のみを追加注文出来る
「替玉」のシステムがある事により、
初めての店でも様子を見ることが可能になる。
まだいける!となれば替玉をお願いすればよいし、
まだまだいける!となれば
もう一度替玉を注文すれば良いだけなのじゃ。
更に麺の硬さも多くの店でリクエストできる替玉。
実に素晴らしい!
「誰だか知らないけれど
替玉のシステムを発明した人は
本当に偉い!無かったら大変なことになっていた。」
と、カウンターで1人感謝しながら今日も頂く。
そしてこの素晴らしい「替玉」にキズをつけた
中国籍大学院生による
組織的TOEIC替玉受験なんてことは
言語道断である。
替玉愛好者の儂としては
「替玉」にネガティブなイメージを
結び付けられたくないのである。
追記
ブログ内の表現は全て茶じいじの主観であり、
日本茶インストラクター協会及び、
日本茶インストラクター協会神奈川県支部とは一切関係ありません。