お茶の活動

2024 / 05 / 20  23:01

【活動報告】5/18(土)支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」

【活動報告】5/18(土)支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」

こんばんは。

日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。

いつも支部活動に、ご理解、ご協力を頂き、

誠にありがとうございます。

 【活動報告】5/18(土)支部カフェ2024~概要・各茶席の模様~

 

 5/18(土)、5月の新茶期のイベントとして、

支部カフェ2024「新茶の季節を愉しもう!」を横浜市内で開催しました!

都筑区センター北駅最寄りの、多目的スペース・First Moveさん。

オシャレながら暖かみがあり、

カフェのようにも使わせていただける雰囲気です。

 

全体風景②.jpg

 

First Moveには、「はじめの一歩」という意味があります。

今回、一般の方々に日本茶を良さを知っていただく機会、きっかけとして、

気軽なお茶会にできればということで、支部「カフェ」と命名。

 

また、会員の皆様にとっては、

コロナ禍明け数年ぶりの支部主催の会ということで、

気持ち新たに、日本茶の啓蒙活動に身を投じていただきたい想いもありました。

そういうわけで、会場名であるFirst Moveという言葉に、

とてもご縁を感じました。

 

受付.jpg

 

受付では、ウェルカムティーと共にお出迎え。

ハワイ産の水出し緑茶です!

ハワイでも茶園で緑茶が作られているんです。びっくりですよね!

 

入場料500円で4ブース約10種の日本茶が楽しめ、

追加料金それぞれ500円で、

特別茶席として、玉露席、抹茶席にもご参加いただける体系です。

各日本茶の紹介パンフレットをお渡し。

お客様に一覧していただきやすいマップ仕立てにしました!

支部カフェ配布物 表2.3_page-0001.jpg

受付の目の前に設置したのが、「お楽しみ茶席」です。

こちらでは、約4種のお茶を、

冷茶や、急須でのインストラクションを交えた温かいお茶でご用意。

 

茨城県猿島産の和紅茶や、

浅煎り棒ほうじ茶など、香り豊かなものから、

走りの新茶で有名な種子島産の浅蒸し煎茶、

5月初旬に研修でお世話になった柏木茶園様の煎茶などが登場。

 

お話を交えながら、それぞれの茶種を味わうお客様と、

スタッフとして楽しい空気づくりをする会員の皆様が印象的な茶席でした。

 

お楽しみ②.jpg

お楽しみ①.jpg

全体風景①.jpg

 

明るい窓際で、ゆったりとお掛けいただけていた印象の茶席が

「新茶さえみどり」のコーナー。

 

冴えた緑の水色と、渋味が少ない人気品種茶です。

また、新茶につき、よりフレッシュな香りも楽しめるとあって、

当会のテーマも冠していると言えるお茶でございました!

多くインストラクションの場を経験してきた会員の方が当茶席を担当。

安定感と気さくなトークが光っておりました🌟

 

新茶さえみどり.jpg

 

新茶さえみどり茶席の隣で、また異彩を放っていたのが、

「釜炒り茶」コーナーです。

 

九州地方で希少な、伝統的な釜炒り製法の緑茶ですが、

熊本県産と宮崎県産のものをそれぞれご用意。

 

宮崎県産のは、清らかに澄んだ水色と、すっきりと爽やかな味わいが、

熊本県産のは、炒り時間を長めにしたことによる、

やや赤みがかった色合いと、コクの感じられる香ばしさが特徴的。

同じ釜炒り茶でも、違いを感じていただきやすい

2種の存在感の大きさを感じました。

 

釜炒り茶①.jpg

釜炒り茶③.jpg

 

上記茶席とは別に、カウンターにて、小休止いただけるように、

水出し茶2種も展開しておりました。

深煎り焙煎でパンチの利いた味わいのほうじ茶と、

うま味たっぷり良質な足柄茶の煎茶です👍 

 

こちらのコーナーは、全茶席を裏から支えてくださった、

水屋スタッフがサポートしてくださいました。

水屋スタッフは、お茶を淹れるために必要な水や湯の補充、

各種洗い物を通して、円滑な茶席運営に貢献くださいました。

 

水出し茶カウンター.jpg

 

良質な日本茶を、それ単体で楽しむのも勿論、一興ですが、

お茶菓子があっても、よりお茶が楽しめますよね!

お茶のお供に、「横濱ハーバーミニ」をご用意しました。

横浜と言えば、の風格を持った、身近なお菓子ですね。

洋菓子風の焼き菓子の味わいと、和風のくり餡が相まって、

どんなお茶にもマッチする、和洋折衷の懐の深い美味しさです。

 

横浜ミニハーバー.jpg

 

追加料金の特別茶席も賑わっておりました!

まずは、「玉露」席です。

 

少量の水量で抽出し、

濃いお出汁のような一滴を愉しむ「すすり茶」方式。

 

初夏の暑さに、涼をもたらす琥珀糖と共に、飲むお茶として、

その後は、岩塩やポン酢と共に、食べるお茶として、

茶殻も美味しく召し上がっていただきました。

 

良質で柔らかい新芽の部分を

存分に使って作られる玉露だからこそ出来る贅沢な頂き方。

特に、今回は、伝統農法で生産される八女伝統本玉露が大活躍。

 

 すすり茶②.jpg

すすり茶①.jpg

すすり茶③.jpg

 

もう1つの特別茶席が、「抹茶」席です。 

通常は畳で行う茶道ですが、テーブルにお道具をセットし、

お客様にはゆったりと椅子にかけていただきながら、

抹茶と季節のねりきりを愉しんでいただきました。

 

季節のねりきりは、バラをご用意しました。

バラは、横浜市の花にして、春バラはちょうど今が季節です。

明治時代以降、横浜港の開港と共に、

多くの西洋バラが日本に入ってきたと言われています。

洋風なイメージが強いバラですが、

まさに、西洋の窓口になっていた横浜の歴史を窺わせる、

横浜らしい花と言えますね。

 

抹茶は、味の厚みとうま味、適度な渋味のバランスが取れた合組(ブレンド)ものと、

軽い飲み口と、鮮やかな色が引き立つ、おくみどり単一品種のものとを、

お客様に選んでいただき、

それを点てさせていただきました。

 

お作法が、、ハードルが、、と抹茶席にお越しのお客様は、

他の茶席に比べて、何となく身構えてしまう方が多かった印象ですが、

その中でも、お話を交えて少しでも気軽に感じていただけるように努めた席主です。

 

抹茶席①.jpg

抹茶席③.jpg

抹茶席⑤.jpg

 

 

いかがだったでしょうか。

ご来場くださったお客様、会員の皆様、誠にありがとうございました。

当日、アンケートにご協力くださった方にも、

重ねて感謝申し上げます。

今後の活動に活かせますように、ご意見、ご感想など、

お寄せいただけたら幸いです。

 

また、ご来場いただけなかった方にも、

少しでも当日の雰囲気が伝わっていれば幸いです。

 

実は、今回、テレビ神奈川様の、

「猫のひたいほどワイド」の撮影、取材が入りました!

5/23(木)放送回で、当会の模様がテレビで映ります。

是非、ご覧ください!

猫のひたいほどワイド

 

では、どうもありがとうございました!!