お茶の活動
【活動報告】6/24(土)-6/25(日)「かごしま百円茶屋」in 川崎アゼリア
こんばんは。
日本茶インストラクター神奈川県支部・事務局です。
いつも支部活動にご理解、ご協力、応援をいただき、
誠にありがとうございます。
去る6/24(土)、6/25(日)、川崎アゼリアにて、
「かごしま百円茶屋」のお手伝いをさせていただきました。
かごしま百円茶屋とは、
鹿児島県茶業会議所の方々が主催で、
100円にて「かごしま茶」と鹿児島銘菓のPR、発信していくイベントです。
コロナ禍があったため、実に3年ぶりの再開でした!
かごしま物産展が併設され、かごしま一色になる川崎アゼリア!
梅雨の晴れ間で蒸し暑い環境ではありましたが、
初日366名、最終日に344名、計710名のお客様にご利用いただきました!
お客様対応は、神奈川県支部を中心とした、
日本茶インストラクター、日本茶アドバイザーが、
2日間、のべ人数で、役員7名、会員14名結集しました。
多くの方にお集まりいただき、誠にありがとうございました!
私達は、お客様をレセプションし、茶器とお菓子を持って、
お湯の入ったポットを設置した腰掛けまでご案内、
お客様と日常会話やお茶のことをお話ししながら、
一煎目をインストラクション、お淹れします。
後に、私達はお暇し、
お客様はお菓子と一緒にお茶を楽しみ、
二煎目はご自身で淹れていただく、という流れ。
今回呈茶させていただいた、
大隅半島、錦江町の大根占産の深蒸し煎茶でした。
品種的には、
ゆたかみどり、さえみどり、やぶきたとのブレンドとのこと。
コクのある香り、濃厚なうま味、鮮やかな水色で、
香り、滋味、色、
全てにおいて楽しめるお茶でした。
特に、香りについて、
お客様から感動のお言葉を頂く場面が多くありました。
お茶の味もさることながら、
今回は、「茶いっぺの心」をお伝えさせていただきました。
かごしまには、顔なじみの方が家を訪ねてきたら、
縁側でまずお茶とお菓子、お漬物を出す風習が残っているそうです。
「お茶を一杯 どうぞ」
という心温かい風景を表現したのです。
かごしまではおなじみの、黒砂糖を使った甘い黒棒と、
ぽりっという歯ごたえが小気味良い、大根のお漬物を取り合わせました。
お茶と漬物の組み合わせを新鮮に感じている様子が、
お客様に多く見られましたが、
茶いっぺの心と共に、
甘いお菓子としょっぱいお漬物を
交互に楽しみながら飲むお茶に楽しさを見出していただいたようでした。
3年ぶりの開催ということで、
会場付近が地元の川崎の方からは、
「かごしま百円茶屋」再開が心待ちされていた、
大変喜ばれていたことを伝わってまいりました。
一方で、老若男女、鹿児島県出身の方が、
ご出身地を懐かしく思いながら
お立ち寄りいただいたケースもあり、
大変心温まると同時に、
逆にお客様から教えていただく情報も数多くありました。
ご老夫婦、お子様連れのお母様、
お茶が好きなお父様とそのご家族、
お若いカップルさん、1人のおばあさま・・・
色々な方とお話させていただきました。
日本茶、かごしま茶の間口が少しでも広がっていたら幸いです。
神奈川県支部としての「かごしま百円茶屋」は、
次回、10/8(日)、10/9(月祝)に予定されています。
また、宜しくお願い致します!