お茶の活動

2022 / 09 / 25  19:52

「茶ばあばのひとり言」~脳死体?

「茶ばあばのひとり言」~脳死体?

度々のご無沙汰ですが、

ばあばは元気にしております。

ようやく秋らしい気温の日が増えてきましたが、

暑くて暑くて汗が止まらない。。。

そんなお年頃のばあばなのであります。

 

先日、お誘いを受けてばあばは人生初の能楽の鑑賞を体験しました。

能といえば、昨年能の宗家を舞台にしたドラマ「俺の家の話」を思い出す。。。

能の宗家の家に生まれながらプロレスラーになった主人公のお話で

題名の「脳死体」は主人公の長男(学習障害児)が

能のお稽古をしたいと日記に書くのですが

能したい→脳死体と書いてあり、まあそのまま拝借したわけで。。。

 

ばあばお初の能のお題は「安宅」

同行のお仕事で能のお手伝いをしている友人曰く

有名な演目だけど、長編のおはなしなのだとか。。。

まあ、何が長くて何が短いのかも分からないばあばにとって

あまり有効な事前情報ではなく、とりあえず着席。

いきなり能が始まるのかと思いきや

まずは狂言。。。

一般的に狂言の方が現代語に近く分かりやすいとのことだったが

この日の演目は古い言い回しが多く、どのような内容かはなんとなく分かるけど

途中、会場に起こるかすかな笑いを理解するところまでにはならず、

野村萬斎の声がテレビそのままなところに笑いを覚えるばあば。。

休憩の後、安宅が始まります。

お囃子?の人たちが定位置につき

それぞれ役者さんたちが出てき手始まりますが、

私が思っていた能の明らかに何かが違う。。。。

能についてある程度知識のある方ならすぐおわかりかと思いますが

そう、誰もお面をつけていないのです。

ばあばの中ではお面をつけているのが能だと思っていたのですが

つけないのもあるのだそう。

ただ、圧倒的にお面をつけている演目が多く、今回のようにつけていない方がレアなのだと。

お初にしてレアケースの能を見たばあばです。

今回の能は脇のモニターで場面ごとに解説が出てくるので

最低限の内容は理解できます。

舞台の動きや節回しなど能の決まりを全く知らないばあばにとっては

能の世界はかなりミラクルワールド。。。

お話大半を立ったまま謡うだけで、ぐいぐい進み

手をくるくる回す以外あまり動きがない「勇壮な舞」

(と解説されていました)

後ろで合いの手を入れているお囃子のおじさまの表情の方が動きがあった

テレビゲームのパックマンのように規則正しく動き

難しい顔をしながら謡う舞台は

初心者ばあばにとっては

かなりシュールな芸術。。。

先の「俺の家の話」で脳死体と訴えた少年が

初めて能を見た時のカルチャーショックは大きいだろうな。。。

そんなことをぼんやり考えていました。

ただ、今回の演目はかなり動きがあるそうで

ほとんど動かないようなものも多いのだとか。。。

このシュールをもっと味わってみたい

と怖いもの見たさのような、なんともいえない欲求に

無意識に次回公演のスケジュールを確認する

ばあばなのでした。